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わがままに育ってきた私が母に。自分よりも大切な存在に出会うことができました

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私は妊娠30週のときに安静入院となり、36週6日まで病院で過ごしていました。

長い入院生活で病院食に飽き飽きし、「体に悪くてもいいからこってりしたものが食べたい!」という欲求が爆発。旦那の休みの週末に、大好きなラーメン屋に行くと決めていました。

そして迎えた待ちに待った週末の朝。

起きて身支度を整え終わった時、なにやら自分の意思とは関係なく股から少量の水がチョロ、チョロ、と出てきたので、もしかして破水したのではと思いました。病院に電話をすると「診てみないとわからないので、一度病院まで来てください」と言われ、寝ている旦那を起こして急いで病院へと向かいました。

病院に着くと分娩用の診察台にあがるよう言われ、助産師さんが内診。「破水だね、このまま入院になります」とのことでまたもや突然の入院となりました。

ラーメンはおあずけとなりました。 関連記事:「ママにしてくれてありがとう」人生のスタートをきった生後3日目の娘に書いた手紙

この病院は会陰切開のときに麻酔をしない病院だと聞いていたのですが、痛いことが大嫌いな私。

助産師さんに「会陰切開のときに麻酔をして欲しいのですが」とお願いすると「先生に伝えてはみますね」との返事でした。

その日は陣痛が来ず、翌日の朝から陣痛促進剤の点滴をしました。

点滴をしてから約1時間後、何やら下腹部に違和感を感じ、その約1時間後にはお腹が張る度に生理痛ほどの痛みがきました。

「陣痛なんてこんな程度の痛みか」と思っていると大量に破水し、その直後から陣痛の痛みが激増しました。

例えるならお腹を壊したときの10倍の痛みでしょうか。これまでの人生で一番痛いと思いました。

それから約1時間後、助産師さんが子宮口を確認するともう8~9cm開いていたので、陣痛と陣痛の合間をみて分娩台に移動しました。

すぐに子宮口は10cmと全開になりましたが、その日は日曜日で先生がおらず、助産師さんが先生に電話して到着をしばらく待つ状態に。

その間も陣痛で下腹部は痛いですし、股も胎児の頭で広がって痛いですし、もう痛すぎて1回中断したい!という思いに駆られました。

約10分後先生が到着し、助産師さんが「会陰を切る前に麻酔して欲しいそうです」と先生に告げると「普通は麻酔しないんだけどなー」と言いながら麻酔を打ってくれ、「次の陣痛で切るから、いきむときは言ってね」と言われました。陣痛の波がきたので「いきます!」と言って精一杯いきみ、先生がハサミでパチンと切開すると、スルっと赤ちゃんが出てきて大きな声で泣き出しました。

これまで一人っ子で甘やかされて育ち、痛いこと・面倒くさいことは避けてきた私。あまりの痛さに途中から出産が嫌になっていました。

妊娠中に赤ちゃんが生まれた後の生活を想像している時も、「あぁ大好きな温泉にもしばらく行けなくなるな、あぁオシャレなお店に行きたいけど、泣かれても困るから行けなくなるだろうな」など、自分のしたいことができなくなることばかり気にしていました。

しかしそんな私が、小さいながら大きな声で必死で泣く我が子を抱いた瞬間、「狭い産道を苦しいながらも頑張って通って、無事に生まれてきてくれてありがとう!」という感情が高ぶり、思わず号泣してしまいました。

それと同時に、この子は私が守らなければと強く思い、自分のことなどどうでもよくなりました。

これまで自分第一だった私を、少し大人にしてくれた我が子に感謝します。 関連記事:「私たちを親にしてくれてありがとう」 初産なのに猛スピード出産!翌日赤ちゃんを見て実感したこと

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著者:りっくんママ

年齢:32歳

子どもの年齢:1ヶ月

旦那様と手抜きレシピをこよなく愛する、1児(男の子)の母です。父親以外は女という女系の家で育ったので、男の子相手の慣れない育児に手探り状態で日々奮闘しながらがんばっています。いつかは夢のマイホームも持てたらいいなと、貯金&節約もがんばっています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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