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震えながらの緊急帝王切開。その時、手術室の中と外で互いを思っていた私と夫

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初産で予定日より遅れていました。41週に入り、まだ予兆もなく毎日そわそわしていました。

10日が過ぎたとき、主人と買い物に出かけていたら、夕方頃に何かがどわっと出る感覚があり、もしかして破水!?と思い急いで病院へ。

やはり破水しておりすぐ入院になりました。

今日陣痛がこなければ、明日朝から促進剤を打ちましょうということに。そしてその夜モニターをつけていると急にエラーの音が。

看護師さんが飛んできて、体勢を色々変えるように指導され何とか音はおさまりました。

その後先生が来られ、

「胎児の心拍数が落ちていました。もしまた落ちることがあれば危険なのですぐ出すことになるかもしれません」

と。

でも30分もしないうちにまたエラー音がなり、帝王切開で赤ちゃんを出すことになりました。

突然でおろおろしていた私に担当の看護師さんが、

「帝王切開も立派な出産ですから。すぐ終わるし手術中は痛みもないので大丈夫ですよ」

と言ってくれました。 関連記事:助産師さんの励ましに涙をぬぐって…検診から緊急帝王切開へ、息つく間もなかった出産

すぐ主人に電話し、先生からの説明を聞いてくれ、2度目のエラー音から1時間後の23時には手術室へ向かっていました。

手術室へ入る直前にお義母さんも来てくれ、「頑張ってね、よろしくお願いします」と言ってくれました。

意識がある手術というのが初めてで、緊張と恐怖と赤ちゃんへの不安もあり身体がずっと震えていました。

その時誰かが左手を握ってくれました。見ると担当の看護師さんでした。

私は力強く握り返しそれだけで震えがおさまりました。

それからすぐ、

「赤ちゃん出るよー!」

と聞こえ、赤ちゃんの泣き声が。

麻酔科の先生が、

「元気な男の子ですよ、◯◯さん見える?見える?」

と何度も聞いてくれました。

泣きながら「はい、見えます」と言ってすぐ麻酔で意識を失いました。

次に目が覚めたのは夜中の1時半すぎでした。お義父さんとお義母さんが帰ろうとしているところで、

「とっても元気に泣いてたわよ~」

と。

そのあと30分ほど主人がいてくれ、

「本当にありがとう。赤ちゃんの顔を見た時、今までに感じたことのない幸せを感じたよ。こんなに幸せでいいのだろうかって」

と言ってくれました。

そして翌日、お義母さんが朝から来てくれ、

「昨日赤ちゃんが先に手術室から出てきた時、私がずーっと赤ちゃんを見てたら、△△(主人の名)がすぐ手術室のドアの前で『□□(私の名)は大丈夫かな…』って言って、出てくるまでずっと立ってたのよ」

と教えてくれました。

そしてそれから半年くらいして主人と当時のことを話していると、

「実は□□が手術室から出てきた時、看護師さんから『出産後麻酔がかかる時、ずっとご主人の名前を呼んでいましたよ』って言われたよ」

と。

その時、意識を失いかけながら主人のことを思ったことを思い出しました。

お互い同じときに相手のことを思っていたんだなととても嬉しくなりました。

家族や病院の方に支えられた出産だったと思います。

しかし休日、時間外、緊急手術で請求された金額は国からの手当て以外に20万以上もかかりました…。 関連記事:意識を失う直前に思った「我が子に、旦那に会いたい」。本当に命がけだった8年ぶりの出産

著者:ひろこ

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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