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車椅子やベビーカーを利用する人のためのルート検索マップ「AccessMap」

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ワシントン大学の研究プロジェクトが作成した「AccessMap」「Googleマップ」や「Apple Maps」といった地図アプリは、目的地までの距離や所要時間をベースに最適な移動ルートを検索するものがほとんど。

横断しづらい交差点や段差のある縁石、工事現場など、細かな道路状況は考慮されておらず、車椅子で移動する人やベビーカーを利用する人々らにとって、十分なツールとはいえないのが現状だ。

・車椅子やベビーカーの利用者のためのルート検索とは?

AccessMapの条件設定画面ワシントン大学の研究プロジェクトは、2017年2月、シアトルを対象に、独自のオンラインマップ「AccessMap(アクセスマップ)」を公開した。

シアトル市運輸局のオープンデータやアメリカ地質調査所(USGS)の標高データなどを統合し、道路の高低差や縁石段差、舗装の状態、障害物の有無など、シアトル市内の道路状況を細かく反映。

出発地と目的地を入力した後、“段差のある縁石は避ける”、“工事現場は迂回する”、“急な坂道は避ける”など、移動における制約条件を設定すると、それぞれの条件を考慮した最適ルートを自動で検索できる仕組みだ。

・AccessMapと同様の取り組み、米国に広がる

ワシントン大学によると、ニューヨークやサンフランシスコ、ポートランドなど、米国内10都市でも「AccessMap」と同様のオンラインマップの作成に着手しているという。

研究プロジェクトでは、「AccessMap」の開発を通じて得られたノウハウをマニュアル化し、共有することで、他の地方自治体や地域コミュニティにも「AccessMap」のようなオンラインマップを普及させていきたい考えだ。

AccessMap

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