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うるさく話す人を黙らせる装置「スピーチ・ジャマー」

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うるさく話す人を黙らせる装置「スピーチ・ジャマー」
J-WAVEで放送中の番組「RADIOFAST」(ナビゲーター:安藤桃子)。2月3日(金)のオンエアは、「インターネット上のコミュニュケーション」をテーマに、津田塾大学の准教授・栗原一貴さんに話をお聞きしました。

栗原さんは、ほかの大学の4人の研究者の方たちと共に、「消極性研究会」なるものを立ち上げ、昨年「消極性デザイン宣言」という本を出版しています。「消極性研究会」の活動とは一体どんなものなのでしょうか?

「『ときどきやる気がなくなること、コミュニュケーションが苦手なこともあるだろう』というのを、どうすれば受け入れられる世の中にできるのか、情報技術の専門家の立場から考えていこう、ということでできたんです」(栗原さん、以下同)

現代では、LINE、Twitter、facebook、オンラインゲームなど、ほとんどの人がSNSを利用していますよね。人と人とをつなぐ便利なものではあるけれども、反対にストレスやトラブルの原因になり、便利になったはずなのに“辛い”と感じる人もいると思います。しかし、だからと言って今すぐやめるというのは、なかなかできないもの。「いつ誰とでも会えるという状態は、いつでも自分から時間や労力を奪っていくので、ちゃんと身を守る方法を持っていないと、生活が破綻する」と栗原さん。「消極性研究所」では、それを未然に解決できる仕組みや方法を研究しているそうです。

そもそもスマホ自体、登場する前と後では、良くも悪くも生活のリズムが一変してしまった人もいるのではないでしょうか。便利と不便は表裏一体なのかもしれませんね。

また栗原さんは、人同士の普段の会話において、快く思えないことについて言及。日常生活で「やめて!」と言いたいことは多々あると思いますが、そのなかでも、なかなか言えない対象の代表は「おしゃべりの騒がしさ」ではないかと栗原さんはおっしゃいます。

「やっぱり人間の肉体的限界、思考力も含めてですけど、それは絶対にあると思っているんで…。情報化社会っていうのは、もともと人間が持っている肉体的限界を上回る何かを平気でするような、そんな側面があると思うんです」

こう話す栗原さんですが、実は、かつて“人の迷惑を顧みず話し続ける人を邪魔する装置”「スピーチ・ジャマー」を開発。これは「話している人の声をマイクが拾い、0.2、3秒遅れて、本人に声を送ることで、脳を混乱させ、話し続けられない状態にする」という装置です(笑)。

実はこの装置、昨今話題になっている「イグ・ノーベル賞」を受賞しています。「私はシャイな日本人として『あいつうるさいな、と言うのが苦手だけど、でもなんとか懲らしめたい』みたいな思いから作ったんですけど(笑)」と栗原さん。「これは極めて日本人的な感覚で、国際的には見向きもされないだろう」と思っていたそうなのですが、受賞理由が、「『あいつうるさいな、なんとかしたいな』と思う人類の根源的欲求に応えた」というもので、この考えがグローバルなものということを受賞で知ったそうです。

安藤も「一回、体験してみたいな。これが世界を変えるかもしれない」と興味津々な様子。他人のしゃべりがうるさく感じるのはお互い様、という考え方もありますが、一度試してみたくなりますよね。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「RADIOFAST」
放送日時:毎週金曜 24時−24時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/radiofast/pc/

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