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寝不足による頭痛は要注意!原因・症状・効果的な対処法をご紹介

寝不足による頭痛は要注意!原因・症状・効果的な対処法をご紹介
受験生や社会人の方ですと、試験前日や大事な仕事を終わらせるために、徹夜で机に向かった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

徹夜などで寝不足になると、頭痛を引き起こしてしまう場合がありますが、寝不足と頭の痛みには何か関係があるのでしょうか。

今回は医師の建部先生に、寝不足になると頭痛になる原因、ともなう症状、そして快適に睡眠が出来る方法などを解説していただきました。

寝不足になると頭痛がする原因

寝不足による頭痛は要注意!原因・症状・効果的な対処法をご紹介
仕事や勉強の追い込みでどうしても夜遅くまで起きてしまい、翌朝も普段通りに活動した時、皆さんの多くは頭痛を経験されたことはありませんか?

今回は寝不足とその頭痛についてお話をさせていただきます。

寝不足による頭痛は今のところ、以下の原因が有力とされています。

1:活性酸素の影響

寝不足による頭痛は要注意!原因・症状・効果的な対処法をご紹介
人は酸素を空気中から取り込み二酸化炭素を吐き出す呼吸の際に、食事由来の糖を分解し、その糖が少なくなってしまうと脂肪を分解してエネルギーを作り出し、その過程で、活性酸素が多く作り出されてしまいます。

最初のうちは体内に備わっている抗酸化システムがビタミンCなどの抗酸化作用のある物質を動員して、速やかにこれら活性酸素を無害化してしまうので問題は生じません。

しかし、活動時間が長くなりすぎると大量の活性酸素を処理し切れなくなり、処理しきれない活性酸素が少しづつ細胞や神経細胞が傷つけ、エネルギー代謝や中枢神経系に異常が生じます。

睡眠不足の状態で起床することになると、脳に未処理の活性酸素がまだ多く残存するうえ、起床直後からのエネルギー産生により活性酸素が追加されてしまうことになるので、脳は自分自身の細胞を守るために脳への血流量を減らし、活性酸素の新規の発生や流入を少なくしているのです。

結果、脳の血流量が減ることにより、脳機能が低下するため、頭痛や耳鳴りといった症状が出現します。

2:自律神経コントロールの不調

寝不足による頭痛は要注意!原因・症状・効果的な対処法をご紹介
人は以下の2種類の自律神経が働いています。

■ 交感神経

活動、緊張、ストレス、興奮している状態です。脳血管収縮および脳血流減少の作用を有します。

■ 副交感神経

休息、睡眠、リラックスしている状態です。脳血管拡張および脳血流増加の作用を有します。

通常、起床している時間帯は交感神経が働き、睡眠中は副交感神経が働いていますが、興奮、緊張、ストレス状態が続いた上に睡眠時間の短縮状態が続くと、副交感神経がうまく作動しにくくなります。

三大神経伝達物質の一つで精神を安定させるセロトニンの分泌も減る傾向となり、睡眠の質(脳をいかに効率よく休めているのか)が低下し、相対的に脳活動が亢進している状態が長く続くため脳が疲労してしまいます。

寝不足だと、ほどなく交感神経優位に切り替わってゆくので脳への血流コントロール障害が発生し、この過程で頭痛が発生します。

寝不足による頭痛の部位によっての違い

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寝不足による頭痛の痛む部位は、その部分の大脳の領域の過活動状態と、その後の血流量の低下や活性酸素の残存程度を反映している場合があります。

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