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何をしていいかわからず、ひたすら腰をさすっていた。夫から見た立会い出産体験記

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出産予定日の3日前、妻に陣痛が来ました。

初めての出産ということもあり、立会いを希望していたので、仕事を切り上げて妻の入院している病院へと急ぎました。

到着時、陣痛の間隔は短いのですが、痛みはあまり無いようで、妻は分娩室前のベッドで横たわっている状態。

仕切りの向こうからは、先生方と、他の方の痛みに耐える声が聞こえてきて、自分も緊張していました。

到着から3時間程で妻の陣痛も激しくなってきて、分娩室へと移動しました。

立会い出産を希望したものの、男の自分は何をしていいか分からず、ひたすら腰をさすり隣に座っていました。

妻は分娩台で必死に、痛みに耐えていたのですが、なぜか赤ちゃんの心音を計測する機械がしきりに鳴っていました。

そのたびに看護師さんが様子を見に来るのですが、何度目かの時「赤ちゃんに、へその緒が巻き付いているかもしれないね」と言われました。

さらに続けて「お母さんが痛がるたびに心拍が止まっているから、なるべく痛がらないでね」とも・・・。

隣で聞いている、自分がパニックになりました。

「痛がらないでね」と言われても、妻は間違いなく痛いだろうし、そもそも心音が度々止まっているってことは、脳に酸素が行かないのでは・・・。

色々な考えが頭を駆けめぐって、赤ちゃんが無事に産まれるのかと、非常にぞっとしました。

ですが、「母は強し」なのでしょうか。

妻は必死に痛みに耐え、いきまないように努力していました。妻は頸部を強く押し込むと痛みが和らぐそうで、私も力の限り押し込みながら、付き添っていました。

すると、徐々に心拍を計測する機械の警告音が減っていったのです。 関連記事:夫婦で一緒に乗り越えた出産。「お疲れ様」と頭を撫でた夫の腕は、私がつけた傷で真っ赤でした

4時間程、そんな状態を続けていました。

けれど、妻は痛みが段々増してきたようで、いきみも我慢できない状態に。

その時にはもう機械の警告音は鳴らなくなっていました。

看護師さんが様子を見に来て「巻き付いてたへその緒が外れたのかもしれないね。もう、いきんでも大丈夫!」と言い、やっといきむことが許されました。

その言葉を聞いてようやく自分も一安心。

さて、ここから本気でいきめるということで、必死にいきもうとする妻だったのですが・・・。

長く我慢したせいなのか、逆に上手くいきめないという結果に・・・。

頭が見えている状態になっているのですが、上手くいきめず、吸引分娩へと切り替わりました。

しばらくすると、赤ちゃんが元気な泣き声を響かせて、産まれてきてくれました。

27時間の長時間出産。元気な赤ちゃんでした。

初めての出産で長い時間ドキドキしましたが、元気に産まれてきてくれて良かったです。 関連記事:立会いに否定的だった夫。でもつわりの苦しみやエコーを見て『見届ける覚悟を決めた』

著者:Norihito

年齢:34歳

子どもの年齢:3歳10ヶ月

父として、旦那として経験してきた出産や、子育ての事を書いていければと思っております。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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