ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

キャットトレーニングの視点から、猫とのより良い暮らしを追求する意識が高まっています

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫

私は品川区にて猫の病院を開いている獣医師です。このたび、キャットトレーナーの坂崎清歌先生・キャットシッターのほそやじゅんこさんにご協力頂き、キャットトレーニングの視点から、猫とのより良い暮らしに役立つ知識をお届けしようとセミナーを計画しました。

キャットトレーニングと聞くと、犬のように お手 や おすわり をさせるのか?猫に言い聞かせて通じるものなのか?とよく聞かれます。初めてこの言葉を耳にした時には、私もそういうものかと誤解していました。幼いころに見かけたキャットトレーニングの本に、人間のトイレを猫にも使わせる方法なんて載っていたけど、ああいうのかなぁ・・・とか思ったり。余談ですが、人間のトイレで用を足す猫をテレビ以外で見たことはありません。ていうか人間のトイレを使う必要ないですよね・・・。

本当の「キャットトレーニング」は、芸を覚えさせるものでもなく、ましてや、人間のトイレで排泄する方法を教えるものでもありません。猫のためのトレーニング。猫が健康に楽しく暮らすためのトレーニングです。

人間と共に暮らす猫たちは、ある程度は人間の暮らしに順応してもらう必要があります。定期的に爪を切らなければなりませんし、移動のためにはキャリーバッグに入ってもらわねばなりません。病気になったら、薬を飲んでもらう必要があるかもしれません。できれば歯磨きもしたいですよねー。
そんな時、皆さんの猫ちゃんたちはどんな反応でしょうか?
健康維持に必要な全てのケアをなすがままにやらせてくれる子は、おそらく少数派だと思います。家族総出で押さえつけてなんとかやらせてくれる子。ギャーギャーわめいて大暴れの子。隠れて出てこなくなる子。病院に連れて行かないと爪も切れない子。こんな子たちの処置をするのは一苦労です。ついつい「こら!お利口にして!」なんて言ってしまいがちですが、猫視点で考えてみると、自分の体の10倍はあろう生き物に全身を押さえられて、手先やら口の中やらを意味もわからず触られる・・・とてつもなく大きな恐怖ですよね。お利口とかお利口じゃないとか、それどころではないですね、彼らにとっては緊急事態です。
2

私なら必死で逃げますね。

しかし、そんな憂鬱な時間を、ちょっとした工夫や練習で双方にとって楽しい時間に変えることができるのが、キャットトレーニングです。猫の習性、本能、学習意欲をうまく引き出してあげて、猫も楽しみながら覚えていくことができます。猫と人間がより快適に暮らすためにぜひとも知っておきたい知識です。

今回企画したセミナーは、キャットトレーニングの知識を基礎にした「ねことの暮らし方セミナー」です。タイトルは「ねこと私の5つの約束」。2017年2月5日に第1回を企画したところ、即日で定員に達してしまいました。本当に驚きです。ねことの暮らしの質を高めたい、猫とコミュニケーションを取りたいという飼い主さんの意識の高まりを肌で感じます。「犬は人につき、猫は家につく」なんて言っていた時代が過去になり、猫が家族の一員としての立場を確立したことの表れでしょうか。

3

私は普段医療を通じて、猫と飼い主さんの暮らしが少しでも快適になるお手伝いをしたいと思っていますが、さまざまな方面からアプローチしていくのは本当に大切ですね。このセミナー、あまりに大反響だったため、急遽3月12日に追加で行う予定です。詳細は猫の診療室モモのブログ(http://momoneco.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html)をご覧ください。
今回もすぐに定員に達してしまうことが予想されます。ご興味のある方はお早めに、当院03-4285-2654までお電話ください。

※ キャットトレーニングについてもっと知りたい方はこちら(今回のセミナーの窓口ではありません)→ Happy Cat坂崎清歌先生のホームページ http://happycat222.com/index.htm

 

著者:谷口史奈

The post キャットトレーニングの視点から、猫とのより良い暮らしを追求する意識が高まっています appeared first on にゃんこマガジン.

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
にゃんこマガジンの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。