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エッジ・カー・オブ・ザ・イヤー第2位の996型ポルシェ 911。だがその選び方は意外と難しい?

▲エッジ・カー・オブ・ザ・イヤー2016にて第2位となった旧々型ポルシェ 911(タイプ996)。今や比較的手頃な予算で狙える車ではあるが、そのグレード選びは意外と難しい部分も

▲エッジ・カー・オブ・ザ・イヤー2016にて第2位となった旧々型ポルシェ 911(タイプ996)。今や比較的手頃な予算で狙える車ではあるが、そのグレード選びは意外と難しい部分も

眺めるだけでなく「本気で買う」場合はかなり悩むかも

カーセンサーnetに掲載された総台数やユーザーからの問い合わせ総件数など、実際の様々なデータを独自のルールでポイント化し、輸入車の中で最もポイント数が高かったモデルをその年のイヤーカーとする「エッジ・カー・オブ・ザ・イヤー」。ポルシェ 911のタイプ964がイヤーカーに輝いたわけだが、第2位につけたのが同911のタイプ996、つまり旧々型911であった。

筆者としてもタイプ996は憎からず思っている車の一つなので、2位というのは大変めでたいことだと思う。しかしその伝を聞き、「みんなイメージだけで問い合わせてないか? 本当の本気で996を買う気があったうえでの問い合わせか?」という疑問が湧いたのも事実だ。

なぜならばポルシェ 911タイプ996の中古車というのは今、本気で買うとなると「果たしてどの年代のどのグレードを選ぶべきか?」というのが少々決めづらい車種だからだ。

▲中古車相場はそれなりにこなれているタイプ996だが? 写真は911カレラクーペ

▲中古車相場はそれなりにこなれているタイプ996だが? 写真は911カレラクーペ

カーセンサーEDGE.net読者には今さら釈迦に説法だろうが、996型ポルシェ 911の概略をまずはごく簡単におさらいしておこう。販売期間は98年4月から04年7月で、その主要グレードは以下の5系統にざっくり分けることができる。

・普通のカレラ(リアエンジンの後輪駆動。MTとティプトロニックS)

・普通のカレラ4(ビスカスカップリングを用いた4WD版。MTとティプトロニックS)

・カレラ4S (ワイドなターボボディをまとったカレラ4。MTとティプトロニックS)

・ターボ(問答無用のターボ4WD。当然ワイドなターボボディ。MTとティプトロニックS)

・GT3(自然吸気のハイパワースペシャルバージョン。後輪駆動、MTのみ)

その他にGT2やタルガ、カブリオレなどもあるにはあるが、話が長くなるので、そのあたりの少数派モデルは今回の話からは除外させていただく。あしからず。

で、上記5系統のなかの自然吸気エンジン搭載モデルは、これまたざっくり前期型と後期型に分けることができる(自然吸気のなかでもGT3は話がちょっと別ですが)。

・前期:01年8月まで。排気量3.4Lで、ヘッドライトは割とフツーな形状

・後期:01年9月以降。バリオカム・プラス付き3.6Lに拡大。ターボと同じ涙目ヘッドライトに

以上が、ポルシェ 911タイプ996という車の超ざっくりした概略だ。

▲ちなみにこのヘッドライトを採用しているのが01年8月までの前期型3.4L

▲ちなみにこのヘッドライトを採用しているのが01年8月までの前期型3.4L

▲で、こちらの涙目が01年9月以降の3.6Lとなった後期型。ただしターボは全年式とも涙目だ

▲で、こちらの涙目が01年9月以降の3.6Lとなった後期型。ただしターボは全年式とも涙目だ

買いたくても、そもそも流通量ほぼゼロなグレードもある

そのうえで「なんとなく」購入を考えるなら、欲しくなるのはターボやGT3などの高出力系だろうか。確かにそれらは素晴らしい車で、筆者も大好きではある。しかしいざ本当に買うとなると、予算と流通量の面で若干の問題が出てくる選択でもあるのだ。

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