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会社員だった僕が「3足のわらじを履く」に至るまでに意識した“3つのこと”

神奈川トヨタ自動車の現場メカニックとして入社後、そこで挙げた成果をもとに「カイゼン」関連の執筆・講演活動を展開。その後、他社との業務委託契約やWEBマーケティング会社の設立など、結果として現在は「3足のわらじ」を履き、活躍されている原マサヒコさん。そんな原さんが「3足のわらじ」を履くに至るまでに意識した“3つのこと”について、お話しいただきます。f:id:k_kushida:20170125122350j:plain

本業をしながら別の活動もしている、いわゆる「2足のわらじ」を履く人が増えているといいます。3年前まで会社員だった私も、会社員をしながら副業として他社のお手伝いもしていました。そしてその後、それだけではなく本を書いたり講演をしたりという「著者活動」も並行して行っており、現在では自社・他社・著者という「3足のわらじ」を履くに至っております。

今回は、そんな普通の会社員だった私が「3足のわらじ」を履くに至るまでに経緯について紹介させていただきます。その時に意識していた“3つのポイント”について、また「複数のわらじを履く」ことがどのように求められていくのかについて、解説させていただきたいと思います。

【ポイント1】「好きなこと」を徹底的に突き詰めた

「3足のわらじ」を履くに至るまでに意識したこと。まず1つ目に意識したのは、仕事のなかで自分がやっていることが「好きなことであるかどうか」ということです。

どんな仕事でも、向き不向き、好き嫌いがあります。そこで、まずは自分がどんな仕事が好きなのかを意識するようにしました。私の場合でいうと、「文字情報によって人を動かすこと」に昔からこだわっていたのです。

元々はコールセンターでメール対応を担当していたんですが、そこで「どうやったら相手を怒らせずに納得してもらえるか」「どうやったら満足感を抱いてもらえるか」といったことを密かに研究していました。結果的には、いわゆる「顧客満足度調査」でも高い評価をいただくこともできたのですが、とにかく「文字を書いて人を動かすこと」が好きだったのです。

それを自覚してから、さらにその部分を磨いていこうと考え、文章術の本を読み漁ったり、コピーライターの講座に通ったりもしました。磨けば磨くほどしっかりと結果に結びついていき、社内では「文字を書いて人を動かす」仕事を次々に担当するようになりました。

さらに、「文字を書いて人を動かす」ための最上の手段ともいえる「出版」の勉強もはじめ、2年後には著者としてデビューを果たし、「わらじ」を増やすことができたのです。

ポイントはやはり、「好きなこと」を徹底的に突き詰めていったことでしょう。

これが、「お金が儲かりそうだ」とか「みんながやっているから」というような理由でやっていたら、しっかりと力を伸ばすことはできなかったと思います。私の場合はたまたま「書くこと」でしたが、この部分は人によって千差万別だと思います。

極端な例ですが、私の知り合いに日々の通勤電車で「どうやったら座れるか」を考えることが好きで、毎日通勤途中に研究している人がいました。 その人は、研究に研究を重ねて分かったことを次々にブログで書いていったところ、徐々に人気を集めました。やがて「通勤電車で座る技術」という書籍の出版に繋がり、のちに映画化されたりもしたのです。

【ポイント2】「他人と同じこと」をしなかった

好きなことを突き詰めるうえで意識したのが、「周囲と同じことをしない」ということです。同じことをしない、と言っても「ボクは君たちとは違う道をいく!」などといってしまうと組織の一員としてはよろしくありません。そうではなく、“少しずらす”というイメージです。

例えば前述のコールセンターでメール対応を担当していたのも同じことです。コールセンターですから周囲はみんな電話対応を得意としていました。電話対応の上手い人が山ほどいるなかで、周囲と少しずらすことを意識し、みんながあまり得意としていないメール対応を磨いていったのです。そのおかげで厄介なメールが来るとすぐに「お願いします」と頼られる状態になりました。

この考え方は、マーケティングにおける「バリュープロポジション」というものにも当てはまります。バリュープロポジションというのは簡単に言うと以下の3点を満たすポジションです。

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