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<連載 第3回>SuG武瑠インタビュー:9/2武道館に向けた勝負の10周年「反骨精神や衝動を燃料に生きるバンドで在りたい」

<連載 第3回>SuG武瑠インタビュー:9/2武道館に向けた勝負の10周年「反骨精神や衝動を燃料に生きるバンドで在りたい」

 2017年は10周年イヤーとなり、3月8日にベストアルバム『MIXTAPE』をリリース、その直後から全国ツアー【39 LIVE ADDICT chapter1 THE BEST TOUR】をスタート、そして9月2日にはバンド史上最大の勝負となる日本武道館ワンマンライブを開催するSuG。このタイミングでフロントマンである武瑠(vo)の連載インタビュー第3弾を公開する。

SuG ライブ写真一覧

<2017年9月2日、日本武道館! 10年のすべてをもって挑みたいと思います>

 2016年12月30日 東京・豊洲PITにて行われた【SuG VersuS 2016 EXTRA FINAL「COUNTDOWN」】。ダークでゴシックな“極悪SuG”vsポップでカラフルな“極彩SuG”の対決スタイルで全身全霊のアクトを繰り広げた後、武瑠より「ずっと逃げてきた挑戦に、今こそ立ち向かいたいと思います。2017年9月2日、日本武道館! その10年のすべてをもって挑みたいと思います」と、バンド生命を懸けた武道館公演の日程が発表された。「俺達にもう逃げ道はないです。あとは進むのみ。どんな2017年、10周年が待っているか、俺達自身にすら分からないけど、この覚悟を持てたのはSuGの10周年を支えてくれた、その一部になってくれた全ての人たちのおかげだと思ってます。本当にありがとう」と最後に語っていた彼が、どんな想いを持ってこの日のステージに立ったのか。そして未来へと立ち向かっていくのか。以下の連載インタビュー最終回から感じ取ってほしい。

<連載 第1回>SuG武瑠インタビュー:「やります、日本武道館!」宣言の真相……「言わないと終わってたんです」希望か延命か(http://bit.ly/2hhmBFz”>http://bit.ly/2hhmBFz)

<連載 第2回>SuG武瑠インタビュー:イエモンやKREVAに見出した戦い方「10年目で最高にSuGらしい武道館を」(http://bit.ly/2khbvCw)

<ファンとは「一緒に夢を見たい」と思ったんですよね>

--2017年は約束の日本武道館に立つ年ですが、自身でも「“希望”になるのか“延命”になるのか」と言っていた通り(http://bit.ly/2hhmBFz”>http://bit.ly/2hhmBFz)、武道館が崖になる可能性もある訳じゃないですか。完全なる綱渡りですよね?

武瑠:本当にそうです。その綱の先が分からないし、どこまで繋がっているのかも分からない。完全に博打ですよね。だからなかなか決められずにいたんですよ、武道館は。崖から落ちる可能性があることを全員分かっていたから決められなかった。そこで終わるかもしれないから。でもそれを乗り越えられるかどうか挑戦しようと思って「やります、日本武道館!」って言ったんですよね。これはもうみんなを巻き込まないと出来ないこと。その辺の感覚は他のメンバーも同じだと思います。全員が「武道館に挑戦するというのはどういうことなのか」分かった上で、覚悟を決めた上で立ち向かっている。「10周年、わーい!」で武道館をやるわけじゃないから。

--「10周年、わーい!」じゃない10周年迎えたアーティストってそんなにいないと思いますよ。10周年がお祝いじゃなく、バンドが生きるか死ぬかの戦いっていう……

武瑠:すべてを懸けて、自分たちの存在意義を見つけながら10周年ツアーを廻って、日本武道館で答えを出す。その先のSuGの希望をつくる為に。俺たちはそういう勝負を選んだ。思いつきで決めた訳でも言った訳でもないんで。言わなきゃいけなかったし、やらなきゃいけなかったんです。

--バンド側の想いや内情的にもここで武道館はやらなきゃいけないし、もっと言えば同じ夢を抱かせてきたファンの為にも武道館は立たなきゃいけない訳ですよね。ひとつの決着をつけなればいけない。

武瑠:ファンとは「一緒に夢を見たい」と思ったんですよね。それはいちばんデカい。みんなも思っていたと思うんです、「いつか武道館やろう」って。でもそれを「いつか」じゃなく「10周年でやろう」って決めたことで何が変えられるのか? 変わっていくのか? それを一緒に見たいと思ったし、全部見せてあげたいなって思ったんですよね。

--SuGって一度活動休止もしてますし、ヴィジュアル系の枠を飛び越えていったバンドですし、どんなジャンルとも対バンするし、枠に収まらない音楽や在り方を発信し続けている訳で、ファンからしたら理解の範疇を超えることも少なくなかったでしょうし、追い続けるのが簡単じゃないバンドだと思うんですよ。それでもついてきてくれている要因って何なんでしょうね?

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