ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

漫画大好き芸人が教えてくれた「comico」で絶対に読むべき漫画 〜ベスト5〜

DATE: BY:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫
漫画大好き芸人が教えてくれた「comico」で絶対に読むべき漫画 〜ベスト5〜

今回お話を伺ったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「SLOWRUN」の原さん。「漫画」が大好きであるという原さんが教えてくれる「comico」で読めるお勧めの漫画とは!?取材から数日、オモプラッタ編集部も絶賛購読中です。あなたもこの記事をブックマークしておきたくなること間違いなし!

0478-2

第5位「カカオ79%」

題名はチョコレートにおけるカカオの含有率。9%は「甘いか苦いか」でいったら苦いチョコレートなんです。苦いチョコレートで、微かに甘いんですけど、ほろ苦いみたいな。

 

これは恋愛のお話で、幼馴染の2人いるんですけど、男の子が女の子を好きなんですけど、女の子は男の子のことを完全に自分の兄弟だと思って過ごしてきたので、まったく恋愛対象に見ていない。男の子は小学生の頃からずっと女の子が好きなんだけど、女の子はずっと気付かず、二人が高校生くらいになって、だんだん女の子も意識し始めるけど素直になれないみたいな。もう百何話までいってるんですけど、まだ付き合ってないんです。

 

男の子はずっとそういう恋心を抱いていて一緒にきたけど、その関係を壊したくないからこそ何もできないままだったんだけれど、「壊さなきゃ」と思って高校生になってついに………という。これ以上はネタバレになってしまうので………(笑)行動を起こすけど、でも、まだどうなるの?みたいな感じのお話です。

 

comicoって、「公式作品」と「ベストチャレンジ」とがあるんですよ。comicoの公式作品はちゃんとcomicoから原稿料を貰っている作家さんたちの作品なんですけど、それに対して、ベストチャレンジは誰でも投稿できるんですよ。「自分が漫画が好きで売れてやる」ということで投稿していく中でベストチャレンジから公式にのし上がれる。「カカオ79%」の作家さんは、もともとベストチャレンジなんですけど、そこから公式にのし上がって上位ランキングに入っている作家さんなんです。

第4位「パステル家族」

これは本当に、いい人しか出てこないお話で、ほっこりした家族のお話なんです。みんな家族愛がすごくて、でも、だからって、押しつけがましい家族愛じゃない。見ているだけで、ニコっとしちゃうような感動あり、涙ありで、本当にに嫌な人が出てこないんです。憎たらしい人だったり、意地悪な人だったりが全く出てこないのに、ちゃんと起承転結のあるお話です。

 

この作家さんが「絵を描くこと」がすごい好きで、大体の作家さんは「締め切りが………」とか「何日も寝てない」とか、自分をいじって描いてたりするじゃないですか?「担当さんが」と色々愚痴ってたりするんですけど、この作家さんはほんとに絵が好きで、それがコメントにも表れていたり、絵にも表れてきたりしていて、見てて楽しいです。この人自身が「パステル家族」のメンバーみたいな。なので、是非、都会の喧騒なんかに疲れて、ほっこりしたいときなんかに読むといいと思います。

第3位「今週のかなでさん」

これは完全にギャグ漫画で、自分もお笑い芸人という仕事をしているんですけど、「この人がお笑い芸人したらすごいことになる」と思っちゃうくらい「漫画家さんって面白いんだな」と、「発想の宝庫」だなと思ってしまいましたね。すっごく面白いです。シュールでもないし、ベタでもないし、でも、なんて言ったらいいかわからない面白さがあって、作者自体も面白いし、お話自体も面白いし、これはちょっと読んでみないと伝わり辛い魅力だと思います。

第2位「失格人間ハイジ」

これは、ハイジというあだ名の男の人の話なんですけど、この人はずっと小説家を目指していて、でも、やっぱり小説家も一握りの世界じゃないですか?だからこそ、その、売れない。ずっと売れなくて30代くらいになってしまう。ずっと書店員のバイトをしていて、「このままでは」って葛藤したりして、でも、結局弱い部分が出てきてしまって、弱い自分に押しつぶされたり、まわりからの想いを受け止めて、その書き方が、横読みじゃなくてアプリなので縦で、その縦を綺麗に上手く使った絵で、重い感情が心に流れ込んでくる描写とかが圧巻なんです。
言葉が刺さったりとか、夢を追いかける、でも実際ちょっと諦めてしまっている自分がいるみたいな葛藤とか。でも、それでも夢を諦められない。そのために俺は色々捨てただとか。そういう、夢を追っている人は一度はあったであろう感情をどストレートに描いてあるので、私もお笑い芸人をやってるんだけど、感動とか悲しいとか、嬉しい訳じゃないのに涙が出ちゃうとか………自分に重ねてしまうというか、気持ちが分かっちゃうんです。そのお陰で、「明日からもっと頑張ろう」と思えたり、心に刺さりますね。

第1位「遠くの日には青く」

短編なんですけど、なんていうか、この人は本当に不思議な、解説がないと「何を言っているのか」「何を伝えようとしているのか」が分からないみたいな、お話を書くんですね。言葉が書いてあるものもあるんですけど、中には言葉が書かれていないものもあって、そこから読み取る必要がある。言葉が書いてあっても、いったい何を言っているのかわからない。

 

絵だけでずっと通してあったり、言葉がちょっとしか出てこなかったり、言葉がでてきても、「これは最終的に何が言いたかったのかな」と思って、コメント欄を見てみる色々な人の解説があったりして、考えさせられて、そして毎回すっごいいい話なんだけど、よく考えてみたらすごいぞっとすることもあったりとか、すごい深いんです。これは「この人が本当に書きたいものを書いているんだろうな」と思いますし、絵がとってもきれい。筆で書いているんですけど、作者の人と絵の人がいて、絵がとてもかわいくて、作者の人も本当に不思議なお話を書いていたり、すっごい分かりやすいお話を書いたり、その人の気分で毎回違うのも魅力のひとつですね。

 

それでコメント欄に、コメントをしたい人は「そのお話の解説」をするんですよ。「多分こうだと思う」という感じで。読者参加型なので、それを見るのも面白いです。

カテゴリー : エンタメ タグ :
オモプラッタの記事一覧をみる ▶
オモプラッタ

記者:

オモプラッタはポルトガル語で「肩甲骨」という意味。 芸人さんが華麗にはばたくための翼を支える肩甲骨でありたい。 それがオモプラッタの理念です。 オモプラッタ編集部は、プロの芸人さんたちが日々生み出している「オモシロ」のカケラを拾い集め、編集して、独自のコンテンツとして皆様にお届けしていきます。

ウェブサイト: http://www.omoplata.net/

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。