体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

三宅裕司ビッグバンド結成10周年ライブ、ゲストに元モーニング娘。高橋愛が登場

三宅裕司ビッグバンド結成10周年ライブ、ゲストに元モーニング娘。高橋愛が登場

三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestraがスペシャルゲストに高橋愛を迎え、思いっきりハッピーにスウィングするセッションが行われた。

会場はジャズの聖地、ブルーノート東京。公演タイトルは「昭和のアイドルをSWINGしよう」。誰もが一度は聴いたことがあるに違いないナンバーを、あっと驚くようなアレンジで披露した。

夜鳴きそばのチャルメラのフレーズを模した管楽器のサウンドに導かれ、さっそうと三宅裕司が登場。軽妙なトークですぐさま観客の心をつかみ、そのまま中森明菜の大ヒット曲「飾りじゃないのよ涙は」を披露。バディ・リッチを敬愛してやまない三宅のドラム・プレイはメリハリに富んでいて、ハイハットの開閉の巧さ、シンバル・レガート、ときどき入るスネアのアクセント等、どれもが収まるべきところに収まっている。

ソリストも気持ちよさそうにアドリブをとり、ブルーノートの観客も体をゆらしてビッグバンドのサウンドを楽しんでいた。

続くMCパートで三宅は「ぼくのアイドルは“ハナ肇とクレイジーキャッツ”でした。昼の12時から夜の9時までジャズ喫茶で粘って聴いて、植木等に“まだいたのか”と話しかけられた」という、ヨダレが出そうなエピソードを聞かせてくれたあと、曲はクレイジーキャッツ3枚目のシングル「無責任一代男」へ。

続いて、謎の女性二人組“雑・ピーナツ”が登場し、彼女たちのボーカルで「恋のバカンス」を。もちろんこれは、戦後を風靡した双子デュオ、ザ・ピーナッツの大ヒット曲である。

「昭和のアイドルの曲を、ぜひ平成のアイドルに歌ってほしかった」という三宅の紹介に続き、スペシャルゲストのモーニング娘。の第6代リーダー、高橋愛が白のロングドレス姿で華麗に登場。「三宅さんからオファーをいただいた時、最初ドッキリかと思って理解するのにかなり時間がかかった」と話しをした高橋愛は、岩崎宏美「ロマンス」、山口百恵「秋桜」、フィンガー5(のちに小泉今日子でリバイバル・ヒット)「学園天国」と、バラードから乗りのいい曲まで、時に可愛らしく時に艶っぽい歌唱を聴かせブルーノートの観客を湧かせた。

トンチの利いたアレンジはトランペット奏者の羽毛田耕士が担当、土井徳浩(アルト・サックス)、和田浩(トロンボーン)、宮木謙介(バリトン・サックス)、佐久間優子(ピアノ)などのソロもすこぶる充実のあっという間のステージであった。

「ビッグバンドの音を知らずにいるのはもったいない」と語り、より多くの人にビッグバンド・ジャズの楽しさを伝える三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra。今年もスウィングとユーモアがいっぱいのステージで東京公演6ステージを終えた。2月4日には、名古屋公演が控えている。

Musicman-NETの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。