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ブレイク必至!入手困難になるかも!? 2017年大注目の日本酒5選

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日本酒が静かに、深く、ブームを続けています。個性的な日本酒を販売する「獺祭」「十四代」などが入手困難になる、和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、和食にあう酒として、日本酒が世界的にも注目され、輸出量がこの10年で倍増するなど、ブームは2017年もまだまだ続きそう。そこで、日本酒を中心としたSAKEカルチャーを世界に伝えるWEBメディア「SAKETAIMES」の代表・生駒龍史さんに、2017年以降に大きく躍進することが見込まれる注目の蔵元と代表銘柄を教えてもらいました。

若き社長と若き作り手。新世代が業界を革新中。~平和酒造「紀土(KID)」

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お酒の神様が鎮座する京都の「松尾大社」で開催される「酒−1グランプリ」。毎年全国から銘酒を醸す蔵元が集まり、日本酒好きの来場者が各蔵の酒を試飲。好きだと思った蔵へ一票を投票し、グランプリを決定するこの大会で2016年、40蔵、100種類の日本酒の中からグランプリを獲得したのが平和酒造(和歌山県)の「紀土」です。

「この時、平和酒造が出品した3銘柄の中で特に人気を集めたのが瓶内二次発酵の『紀土 純米大吟醸 Sparkling』です。ビールやシャンパンと同様、乾杯の酒になりうるものとして、日本酒の新たな可能性を広げたといえるでしょう。平和酒造の4代目当主・山本典正さんは、業界のオピニオンリーダー。人材派遣ベンチャー企業に勤めていた経験を活かし、渋谷などで若者向けに『若手の夜明け』『AOYAMA SAKEFLEA』などの日本酒イベントを開催しています。こうしたイベントで消費者と積極的に接点を持つなど、業界にイノベーションを起こす存在としても注目されています」(生駒さん・以下同)。若き社長のもと、平均年齢30歳という新世代の蔵人が、変化を恐れず挑戦を続けることで、日本酒と若者を繋ぐ架け橋になっているようです。

注目の1本!

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「微炭酸でキリッとしたのど越し。飲みやすいだけではなく、日本酒らしさをしっかり残しているのがいいんです」

優しい甘みと舌に広がる泡の刺激が楽しい

紀土 純米大吟醸 Sparkling/720ml 2,052円

こちらも注目!

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米のやわらかな旨みが心地よく、お燗にすると穏やかな味わいが広がる

紀土 純米酒/720ml 1,026円

在庫をチェックする⇒ (売り切れ中)

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華やかな香りと甘み、そしてあとあじのキレ。日本酒の印象を変える1本

紀土 純米大吟醸 /720ml 1,512円

在庫をチェックする⇒ (売り切れ中)

日本より、ニューヨークでのほうが有名!? ~仙台伊澤家勝山酒造「純米大吟醸 勝山 暁」

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ワイン評論家として、世界的に知られるロバート・パーカー氏。彼が顧問を務めるロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイト社が、2016年9月、「パーカーポイント」による日本酒(純米吟醸・純米大吟醸クラス)の評価を発表しました。審査された全800銘柄の中で高得点の95点を獲得したのが創業320年を超える伊達家の御用造り酒屋、仙台伊澤家勝山酒造(宮城県)「純米大吟醸 勝山 暁(あかつき)」です。

「日本の人口が減少傾向にある中、日本酒の海外進出は避けられません。そんな中、ワイン好きに認められることは、世界で戦っていけるというお墨付きを得たということ。特にロバート・パーカー氏に評価された酒は市場価格を変えるほどの影響力を持っています。仙台伊澤家勝山酒造さんは、早くから海外マーケットに目を向け、すでにニューヨークでも愛飲されているほどなんですよ」。

仙台伊澤家勝山酒造は、市販されている日本酒のコンペティション「SAKE COMPETITION」 の純米吟醸部門で「勝山 純米吟醸 献」が2015年、2016年と2年連続で1位を獲得。高品質の純米酒に特化した蔵として、今後ますます注目される存在と言えるでしょう。

注目の1本!

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「ワイン好きの人にぜひ飲んでもらいたい1本です」

遠心しぼりにより低温抽出で酒と酒粕を分離し、高純度のエッセンスを抽出した品管のある味わい

勝山 純米大吟醸 暁(あかつき)/720ml 10,800円

在庫をチェックする⇒

こちらも注目!

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上品な吟醸香に山田錦の旨みと甘みが綺麗に表現されたコクとキレのある食中酒

勝山 純米吟醸 献(けん)/720ml 2,700円

在庫をチェックする⇒

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マスクメロンのような上品な香りと甘くふくよかな米の旨みを表現した低アルコール酒

勝山 純米吟醸 (零に鳥)(れい)/720ml 3,780円

美しいデザインに世界が驚いた!~今代司酒造「錦鯉」

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日本酒のボトルといえば、茶色や緑色の瓶に筆文字のラベルが一般的。でも、最近ではオシャレで個性的なボトルやパッケージの日本酒が販売されています。その最高峰ともいえるのが、ボトルに錦鯉をデザインした今代司(いまよつかさ)酒造(新潟県)の「錦鯉」です。

「美しいだけではなく、錦鯉をモチーフとしているのにはきちんとした背景があるんですよ。かつて日本酒が樽で出荷されていた時代、酒蔵や酒屋では、儲けるために酒を水で薄めて売るという習慣があったそうです。それは金魚も泳げる酒として『金魚酒』と呼ばれていました。そんな時代でも、今代司酒造は酒を薄めることなく出荷していたため、『今代司は“金魚酒”ならず、威風堂々たる“錦鯉”』と、酒屋さんから大変喜ばれたという話が伝わっていることから。だからこそ、デザインはもちろん、中身も高品質なんです。2006年から、新潟では珍しくアルコール添加を一切行わない『全量純米仕込み』の蔵として酒造りを行っています。錦鯉は、炊きたての米、麹、稲穂を思わせる香ばしい香り、重厚感ある口当たりと、ふくよかでどっしりした味わいが、今代司の酒造りを象徴しているんです」

ボトルはもちろん、箱までも総合的に美しいこの日本酒は、日本のグッドデザイン賞だけではなく、フランス「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」銅賞 やアメリカの「The One Show」金賞、 イタリア「エーダッシュ・デザインアワード」最高賞プラチナなど、国際的なデザイン賞も受賞しています。華やかなだけではなく、酒蔵のストーリーまでがわかるボトルとパッケージは、パーティーのおもたせにも喜ばれそうですね。

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錦鯉 720ml/5,400円

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「吟醸酒は造らない」がポリシー。~木戸泉酒造「木戸泉 純米醍醐」

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日本酒は、酒米を削る精米歩合が高いほど、香りのいい日本酒になります。米を40%以上削るのが吟醸酒、50%以上削るのが大吟醸酒。今の日本酒ブームは香りがよく飲みやすい吟醸酒、大吟醸酒が牽引してきたといっても過言ではないでしょう。そんな中にあって、時代と逆行するように、精米歩合を競う「吟醸酒は造らない」をポリシーとしているのが木戸泉酒造(千葉県)です。

「木戸泉酒造さんの日本酒は、ひと言でいえば『古き良き日本酒』。今、それが再評価されているんです。この蔵元の最大の特長は昭和31年に独自開発した『高温山廃』という造り方。これは酵母の繁殖に必要な乳酸菌を自然発生させ、酒母造りの過程で乳酸に変える『山廃造り』をベースにしています。一般的には乳酸菌を自然発生させるのですが、ここでは自家培養した2種類の乳酸菌を使います。だからこそパワフルで心地よい重量感があるのに、さわやかな酸が感じられ、もたつかない。昔ながらのおいしい日本酒造りにこだわっているから、吟醸酒を造る必要がないんです」

日本古来の発酵文化を守り、流行に左右されない酒造り。日本酒の良さ、奥深さが再発見できます。

注目の1本!

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燗でも冷やでもおいしい木戸泉の看板商品

木戸泉 純米 醍醐 720ml/1,328円

在庫をチェックする⇒

こちらも注目!

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日本酒とは思えない爽やかな口当たりが特長。酒の開発に携わった3名の頭文字を名前にした

純米アフス生 500ml/1,134円

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20年以上じっくり熟成させた秘蔵古酒

長期熟成酒 古今 720ml/7020円

震災から復興し、2016年には金賞受賞も。~赤武酒造「AKABU」

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2011年の東日本大震災では、沿岸の蔵元も甚大な被害を受けました。岩手県大槌町の赤武酒造もその一つ。蔵が完全流失しましたが、2013年に盛岡市内に新しい醸造蔵を建て復活。そして2014年に新銘柄として「AKABU」を立ち上げたのです。

「2011年の秋から、蔵元の古舘秀峰さんは岩手県内で設備を貸してくれる酒蔵を探しました。ようやく手を差し伸べてくれた盛岡市の桜顔酒造のおかげで、赤武酒造の代表銘柄『浜娘』は2011年冬も途絶えることなく造ることができたそうです。2014年4月大学を卒業した長男の龍之介さんが22歳の若さで杜氏として戻り、新銘柄の「AKABU」の醸造をスタートしました。そして2016年、龍之介さんを中心に若い社員たちが醸した『浜娘 純米大吟醸』が全国新酒鑑評会で金賞を獲得したのです」

全国新酒鑑評会は、約800蔵が出品する権威ある日本酒品評会。その中で酒造り2巡目の若き杜氏が受賞するのは画期的なこと。大方の蔵は酒造りの好適米・山田錦を原料に大吟醸規格で金賞を狙いますが、赤武酒造は県産米「結の香」を原料に純米酒規格での金賞。龍之介氏の卓越したセンスが感じられます。現在の目標は岩手を代表する酒を醸すこと。将来の夢は日本を代表する酒を醸すこと。今後の赤武酒造が醸す日本酒は要チェックです。

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「豊かで端正な味わい。日本酒の心地いい存在感が感じられます」

AKABU純米酒 720ml/1,404円

こちらも注目!

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AKABU純米吟醸 720ml/1,728円

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AKABU F 1800ml/2,376円

(今回紹介した蔵元)

・平和酒造

073-487-0189

和歌山県海南市溝ノ口119

平和酒造公式サイト

在庫をチェックする⇒

・仙台伊達家 勝山酒造

022-348-2611

宮城県仙台市泉区福岡字二又25-1

仙台伊達家 勝山酒造公式サイト

・今代司酒造

025-245-3231

新潟県新潟市中央区鏡が岡1-1

今代司酒造公式サイト

・木戸泉酒造

0470-62-0013

千葉県いすみ市大原7635-1

木戸泉酒造公式サイト

・赤武酒造

019-681-8897

岩手県盛岡市北飯岡1-8-60

赤武酒造公式サイト

(取材協力)

SAKETAIMES生駒龍史さん

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Clear,Inc CEO。2012年、日本酒EC事業を立ち上げ。その後、日本酒専門の飲食店、日本酒開発を経て、2014年より日本酒専門メディアSAKETIMES(サケタイムズ)を運営。

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