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歩き方のクセだけで個人が識別する歩容鑑定とは

歩き方のクセだけで個人が識別する歩容鑑定とは

歩き方には私たちの想像以上に情報が詰まっています。歩行のシルエットから腕の振り、背筋の伸びや歩幅など、個人により歩き方のクセが現れるのです。この歩き方のクセだけで個人を識別するのが「歩容鑑定」。すでに数々の事件を解決に導いている歩容鑑定を詳しく見ていきましょう。

歩き方で人物を特定する歩容鑑定

現在、科学鑑定で注目されているのが歩容鑑定です。防犯カメラが捕らえた容疑者の歩き方から、クセを解析します。50mほど離れた場所に映った人物の映像からでも解析可能です。

歩容鑑定とは「歩き方」(歩容)をカギに、人物を特定する鑑定手法。容疑者が歩く時の腕の振りや歩幅、姿勢、動きの非対称性などを数値化し、個人を推定します。

例えば、歩き方の腕の振りであれば前振りや後ろ振り、その左右対称性などを数値化。歩幅や歩行周期、歩行速度、足の運びの左右対称性なども数値化していけば、かなりの精度で個人が特定できるのも理解できるでしょう。

歩容鑑定が数々の事件を解決に導く

実際の歩容鑑定の仕組みは、容疑者の秘匿撮影映像と防犯カメラ映像を合わせ
て鑑定するというもの。両者を照合して鑑定します。たった2歩分の映像があれば鑑定可能といいますから驚きです。

歩容鑑定は2009年に発生した奈良県での放火事件を皮切りに、数々の事件を解決に導いています。さらには世界初の歩容鑑定システムも発表。少しずつ実用化が進んでいるのです。

歩容鑑定システムが導入されれば、専門家でなくとも鑑定が可能になり、指紋捜査並みのスタンダードな捜査手法として定着すると見られます。街中の防犯カメラを新型に交換するよりも実用的といえるでしょう。

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