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食べることは生きること。猫が喜ぶ食事を。

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あなたの猫ちゃん、毎日の食事を楽しんでいますか?
ドライフードをざらざらとお皿に出して、はい、どうぞ!
ついつい、こんな食事になっていませんか?
はたまた逆に、肥満防止のためと、ストイックな食事制限をさせてしまっていませんか?

猫にとって、一日の中で一番のお楽しみが食事です。
猫は私たち人間と違い、たくさん趣味があるわけではありません。
猫の喜びはとてもシンプルなところにあります。
猫にとって、食べることは生きること。
食べることの質が上がれば、生きることの質も上がるのです。

ご飯の時間をわくわく待って毎日の食事を楽しんでいる猫は、きっと生きることそのものも楽しんでいます。
猫がうれしそうに食べている姿を見るだけで、こちらも嬉しくなってしまいますよね。
そして、お腹いっぱいになった猫が、満足そうに目を細めて顔を洗うのを眺めると、
今日も元気でいてくれてよかった、と思わずにはいられないのです。
大切な愛猫が元気に楽しく生活していてほしいと願うのは誰も同じことでしょう。

猫にとって、本当に楽しく健康的な食事って何なのでしょう。
それは簡単に答えが出ることではなく、私も猫のお仕事をするようになってから、猫と一緒に考えていきたいと思うようになったことでもあります。

決して、最高品質のフードだけを与えようとか、猫の好きなものなら何でも食べさせようとかいうことではありません。
少し原点に立ち返って、猫の食事について考えてみませんか?

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・水分の多い食事を
現在日本でキャットフードとして主流のドライフードですが、ドライフードは総合栄養食のものも多く、手軽に扱え、メリットが多いフード形態であることには間違いありません。
ドライフードが日本に入って来た頃は、そのメリットの多さに、猫にはドライフードだけで大丈夫という通説さえ生まれました。

実は私も、ドライフードは完成された完璧なキャットフードであり、これだけで猫の健康維持には十分だと信じていた時期がありました。
でも、本当にそうなのでしょうか。

猫は肉食動物で、もともとはネズミやウサギ、鳥などを捕獲して食べてきました。
半砂漠地帯で暮らしていた猫には水を飲む習慣があまりなく、こうした獲物の肉や血から水分を得ていました。今でも、こうした生活を送っている野良猫はいるでしょう。

猫が肉食だということを考えるだけでも、ドライフードは猫がもともと食べていたものと随分かけ離れていると感じませんか?
私たち人間でも、ぱさぱさに乾燥させた宇宙食やスナックタイプのバランス栄養食ばかりを毎日食べていると、食べた!という満足感を得るのは難しいですよね。

でも、栄養バランスに富んだドライフードを完全にやめてしまうのは、とても危険なこと。
ドライフードなしでは、猫に必要な栄養素をすべて与えることは無理といっても過言はないでしょう。
そこで、今与えているドライフードにちょっとしたコツを加えるだけで猫の食事を飛躍的に楽しく健康的なものに変える方法があります。

それは、ウェットフードを何割か食事に加えることです。

驚かれるかもしれませんが、欧米諸国では十数年前からすでに、自然界での食餌に近い猫の食事はドライ4割ウェット6割という常識が広がり、ウェットが主流になりつつあるのです。まずは、食事の2~3割程度をウェットフードにしてあげることから始めてみましょう。

ウェットフードには猫に必要な動物性タンパク質を含む肉や魚が水分と一緒にたっぷり入っています。猫が自然界で狩りをしていた頃にとても近い食事なのです。
水分不足になりがちな猫にとっては腎臓病や便秘などの予防にもつながります。

猫と相談しながら好みの味や食感のものを見つけてあげるのも楽しい過程です。
もしも、ウェットフードの割合を5割以上にするのなら、一般食ではなく総合栄養食のウェットを選んでくださいね。

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