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デキる人になりたければ、”約束を守る人”になりなさい

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はじめまして、わたくし元銀座のクラブホステスで現在はタロット占い師・開運アドバイザーとしてコラムを執筆したりしております藤島佑雪と申します。銀座という街を離れて数年経ちますが、長らくホステスとしていろんなお客さまと出会ってまいりました。銀座のクラブのお客さまと申しますと、デキる男の集まりだいう風説が世に広まっておりますが、わたくしの体感としては、それは幻想です。

座っただけで3万、5万円という世界ですから、稼いでいる方が多かったのも事実です。が、年収5億円だろうとなんだろうと、それって瞬間最大収入では? というような吹けば飛ぶような暫定お金持ちも相当数いらっしゃいました。もっと申し上げると、フタを開ければ会社のお金を横領していたり、詐欺事件で捕まった方も。また、何十年と銀座で派手に飲み続けた方でも、ある日突然、大失敗をして、第一線から消えるどころか築いた財産を失う方も。

でも、そういう方をデキる人と呼ぶには、違和感がありますよね。デキる人には人生が終わるそのときまでデキる人であってほしい。そんな願いを込めて、僭越ながらデキる人について、少しばかりわたくしの考えを述べさせていただきましょう。

1 デキる人は時間厳守!

5分前行動は社会人の基本などともいわれますが、わたくしはお仕事がデキる方で、遅刻グセのある方を見たことがありません。天候や事故など不測の事態で遅れることもあるでしょう。ですが、デキる方というのはそういった不測の事態にもできる限り備えて、約束の時間よりかなり前に到着していらっしゃる方が多いように思います。

銀座時代、同伴などでお客さまと待ち合わせるときは、最低でも5分前には着いているよう心がけておりましたが、たいていのお客さまはご到着が早かったですね。特に某業界のドンと呼ばれる方は、15分前でも30分前でも行くと、必ずわたくしより前に到着されていました。もっとも、会社のトップであれば、時間の融通もつけやすいでしょうし、同じように30分以上前の到着というのは、普通の会社員には少々難しいかもしれません。ですが、大事な仕事のお相手に対してならともかく、わたくしのような一介のホステスに対しても、そうまでして時間を厳守するという行為に、さまざまな伝説をもつその方の生きざまを見せつけられた思いがするんですよね。

世間的にはコワモテで知られる方ですが、いかなるときにも誰に対しても時間にきちっとしていらっしゃるからこそ、浮き沈みの激しい世界で長きに渡り、実績を上げ続けてこられたのだなと、お会いするたびに身が引き締まりました。時間厳守は当然、人と会うときだけではなく、さまざまな納期においても守らねばならない基本ルールです。

2 お金の約束は守る

お金のやりとりに関しても、きっちりしておきましょう。お金に関することなんて、まともな社会人なら守って当たり前だとお思いでしょうが、意外なところでだらしなさが露見するジャンルでもあります。1円をないがしろにする者は1円に泣く。これ、本当だと思います。

たとえば、誰かとタクシーに乗ったとします。自分が料金を支払うのが当然という場面で細かい持ち合わせがなく、同乗者に出してもらったら、たとえ数百円であったとしてもそれは返さなくてはいけないお金です。足りない分の10円であったとしても、必ず返しましょう。

わたくしの見立てでは「ごめん、後で返す」と言って、そのまま返さないタイプの方というのは出世できません。部下でいる間は上司にかわいがってもらえて部長あたりまで引き上げてもらえても、下から支持を得て、持ち上げてもらわないといけないときに、それ以上は上にいけないんですよね。

お金を支払う立場というのは、お金を払うという責任を引き受ける立場であり、主導権を握る立場でもあるんです。そんなときに10円でもお相手からもらってしまうということは、責任と主導権の放棄になってしまうんです。10円の損をお相手に被せて平気な人はもっと大きな損も被せて平気なもの。俺が責任をとる、部下を守るという気概がないんです。

一事が万事。小さな行為に人間性は宿ります。それを部下というのはちゃんと見ているんですね。だから、もし、デキる人になりたいのであれば、どんなに小さな額でも、自分が支払うべきものならば、1円に至るまで自分で支払うという覚悟をもちましょう。

3 究極は約束を守ること

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