体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

Chara、25年のキャリアを紐解く1日限りのスペシャルライヴを開催

昨年9月にデビュー25周年を迎えたCharaが1月22日、昭和女子大学人見記念講堂にてオールタイムベストライヴ『Tremolo Sparks』を開催した。
1月22日@昭和女子大学人見記念講堂 (okmusic UP's)
昨年11月にキャリア最高傑作と称される5thアルバム『Junior Sweet』の世界観を紐解いた全国ツアー『“Junior Sweet”Intimate interlude tour』のファイナルであり、急遽発表された同公演。同年の11月16日にリリースされた初のオールタイムベスト『Naked & Sweet』からの選曲を中心とし、ツアーのレギュラーバンド“Aurora Band”を引き連れたライヴとしては、この日、たった1日限りとなるスペシャルな公演となった。

3枚組のオールタイムベストの1曲目を飾っていた3rdシングル「No Toy」でライブをスタートさせたCharaは、「ちょっと懐かしいね」とつぶやきながら、初期の代表曲「罪深く愛してよ」や「しましまのバンビ」、デビューのきっかけとなった「Break These Chain」などを時にスイートなウィスパーヴォイスで、時に激しく力強いシャウトを混ぜながら、感情の赴くままにパフォーマンスし、観客を魅了。大ヒット曲「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」をオリジナルのアレンジで歌い終えた彼女は、オールタイムベストの制作について、「新しい曲を作るのが好きなのですが、ベストを作ったことで、いろんな人との関係が思い出せることができてよかったです」と振り返り、長男が生まれた時に作った曲で、「私の曲の中で、子どもたちが二人とも一番好きな曲」だという「大切をきずくもの」をアコースティックギターの音色を基調に、観客に優しく語りけるように歌った。ミラーボールが煌めいた後半は、アーバンなソウルナンバー「Happy Toy」や「Junior Sweet」で、ゴスペル教会のようなコール&レスポンスが巻き起こり、Charaが観客の歌声にフェイクを乗せると、会場は愛に溢れた空気で満ち満ちた。そして、「男の人の応援歌というイメージで作った」という最新曲「Sweet Sunshine」を経て、「(長女の)SUMIREとカラオケに行った時に、最後の締めとして歌わされた」というミドルバラード「月と甘い涙」を絵本を朗読しているのかのように届け、ドラの深遠な響きの余韻と共に、神秘的で甘く、ファンキーで音楽の豊かさに溢れたライブの幕は閉じた。

アンコールの声に応えて再登壇した彼女は、「あの曲やってないっていう曲があるよね? でも、みんな、まぁまぁお腹いっぱいでしょ?」と笑顔で語りかけ、ギターの名越由貴夫のフレーズに合わせて2ndシングル「Sweet」の一節も盛り込んだ「あたしなんで抱きしめたいんだろう」と「やさしい気持ち」を観客全員と大合唱。アンコールも含め、全18曲を歌い終えた彼女は、メジャーデビュー曲「Heaven」のフレーズを口にしながらステージを後にした。

なお、Charaは、2月19日の大阪公演を皮切りに、全国7ヵ所に及ぶツアー『Naked & Sweet Soul Session』を開催。Ken Sano(Key)に加え、初顔合わせのMARTER(Ba)と只熊良介(Ds)を迎えたギターレスのカルテット編成。オリジナルの音源に近いAURORA BANDとは趣が異なり、ジャズ/ファンク系の凄腕ミュージシャンとのセッションによって生まれる新たなグルーヴが堪能できるツアーとなりそうだ。

また、3月15日にはデビュー25 周年を迎えたChara 名盤『Junior Sweet』の珠玉のライブを映像化。『Junior Sweet” Intimate interlude tour Live at AKASAKA BLITZ 2016.11.3』を発売する。25周年記念ツアー「“Junior Sweet” Intimate interlude tour」のファイナル 赤坂BLITZ 2DAY公演の11月3日の模様をお届けする。

PHOTO BY Aki Ishii

TEXT BY 永堀アツオ

【セットリスト】
01. No Toy

02. 罪深く愛してよ

03. しましまのバンビ

04. 世界

05. Duca

06. スカート

07. タイムマシーン

08. Break These Chain

1 2次のページ
エンタメ
OKMusicの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。