【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第3回「学校外での友達の作り方」
イギリス・ケンブリッジに語学留学中、TABIZINEライターの鳴海汐です。40歳を目前にし、人生のリフレッシュを求め渡英しました。出国前の留学ブルーはどこへやら、毎日楽しく快適に過ごしています。この連載では、30代で留学を考えている方の背中を押すべく、成功のヒントをご紹介していきます。
今回は、活動範囲や視野を広げるために、学校外での友達のつくりかたをご紹介します。
イギリス人の友達をつくる
語学学校の友達との付き合いが中心になる留学生活ですが、せっかくイギリスに来ているのに外国人だけでつるんでいるのは勿体ないですよね。
とはいえ、語学力が不十分だと、現地の友達をつくることは難しい。特に同世代は忙しく、なかなか留学生にはつきあってはくれないでしょう。
引け目を感じずに接することができるのは、相手も日本語を勉強している場合。そこでLanguage Exchangeの出番です。お互いの母国語を無償で教え合います。
ケンブリッジ大学にはLanguage Centreがあり、登録すると相手をあっせんしてくれます。相手はケンブリッジの学生に限らないと思いますが、筆者の場合は、日本と中国の国際関係を研究すべく日本語と中国語を同時に勉強している21歳の男子学生が紹介されました。
毎週2時間、カフェで、日本語と英語の時間を半分ずつ設けて話します。お互い相手が知らなかった単語などを相手のノートに書き込んでいて、これが後から見直すのにとても便利。
一生懸命に英語とイギリスの文化を紹介してくれようとする姿勢に感動すら覚えます。
もうひとつ利用しているのが、Conversation Exchangeというサイト。日本語対応していて、日本国内でのパートナー探しもできます。市町村はローマ字入力してください。
実際に会ったのは、ロンドンの美術館勤務で日本の美術を紹介する仕事に関わっている同世代のリサーチャー。特にライティングの校正を求めて連絡してきてくれました。
サイトでの出会いは慎重になる必要がありますが、個人的には効果的に利用すべきかと考えます。
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日本人ネットワークを手に入れる
以前イタリア留学で、学校外の世代の近い日本人の友人たちの存在に救われたので、今回は現地入り前にネットで検索して同窓の日本人に連絡をとりました。
滞在国と大学によりますが、同窓会システムが発達しているようです。また日本人会は割とどこにでもあるようなので、参加してみるのも手かと思います。
日本語で話すことがガス抜きになりますし、環境が似ていると喜びも辛さも分かち合えて精神衛生上とてもよいです。助け合い文化があるので現地情報も教えてもらえるし、日本で知り合うよりもずっと仲良くなりやすいです。
その他友達の探し方
移住者向けのグループに参加することを、語学学校の先生から勧められました。先生は英語の堪能なブラジル人。いろいろな関心ごとで選べるので便利です。
また留学生の会が毎週開催されていますし、サルサなどの習い事に行くのもいいでしょう。
情報収集がポイントですね。
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