体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

ピカソやブラック、岡本太郎、東郷青児の作品が同時に並ぶ、『日本におけるキュビスム−ピカソ・インパクト』開催中

01201
岡本太郎《まひるの顔》1948 年 川崎市岡本太郎美術館 公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団

『日本におけるキュビスム−ピカソ・インパクト』が、埼玉県立近代美術館にて開催中。会期は、2017年1月29日(日)まで。

対象を幾何学的にとらえて解体し、造形的な秩序に基づいて再構成する絵画手法である「キュビスム」は、1907 年頃パリで発生し、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって主導された。本展は、キュビスムが日本においてどのように受け入れられたかを紹介する内容となっている。
1910 年代から20 年代にかけて日本に伝えられたキュビスムは、萬鐵五郎や東郷青児、坂田一男、前田寛治らによって広まっていった。しかし、多くの日本人画家はキュビスムの手法から足早に立ち去り、深められることはなかった。ところがその後、1951 年に東京と大阪で開かれたピカソの展覧会を契機として、日本でのキュビスムが復活。ピカソは日本の美術界に大きな衝撃を与え、その影響は洋画のみならず、日本画から彫刻、工芸といったジャンルにまで及んでいく。
本展は、キュビスムが二度にわたって別々の文脈で日本の作家たちに受容された、という仮説に基づいて構成される。ピカソとブラックの作品や、それらに触発された作家たちの作品を通じて、世界的にみてもきわめて稀な日本におけるキュビスムの動向を知ることができる。

◆ 出品作家および出品予定作品数
出品作家 89 名 出品予定作品数 約160 点
パブロ・ピカソ[10 点]、ジョルジュ・ブラック、東郷青児、萬鐵五郎、古賀春江、柳瀬正夢、村山知義、仲田定之助、黒田重太郎、今西中通、川口軌外、坂田一男、三岸好太郎、前田寛治、難波田龍起、恩地孝四郎、小山田二郎、鶴岡政男、松本竣介、池田龍雄、阿部展也、佐藤敬、岡本太郎、山田正亮、吉原治郎、髙山辰雄、下村良之介、三上誠、辻晉堂、林康夫、山田光など[各1~2 点程度]
* 会期中に一部展示替えあり。また、都合により展示内容を一部変更することがあります。

日本におけるキュビスム−ピカソ・インパクト
会期 2016 年11 月23 日(水・祝)~2017 年1 月29 日(日)
休館日:月曜日(1 月9 日は開館)および年末年始(12 月26 日~1 月3 日)
開館時間:10:00~17:30 (展示室への入場は17:00 まで)
観覧料:一般1100 円(880 円)、大高生880 円(710 円) ( )内は20 名以上の団体料金
※ 中学生以下と障害者手帳をご提示の方(付き添いの方1名を含む)は無料です。
※ 併せてMOMAS コレクション(1 階展示室)もご覧いただけます。

NeoL/ネオエルの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。