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絵本界がざわつく!超強力コラボ作品が2作も…

絵本の世界では知らない人はいない超メジャー級の絵本作家がコラボした絵本が立て続けに2冊発売になり、今、絵本ファンの間では話題になっております。絵本をはじめて自分のために買うという人には、超おすすめの絵本です。

 

まずは、谷川俊太郎先生をご紹介させていただきたい。本好きの方なら知らない方はいないはず!教科書でもお馴染み、日本を代表する詩人でありますが、絵本作家としても有名!

 

絵本作家として数々の名作を世に送りだしています。また、「スイミー」でお馴染みのレオ・レオニの作品など海外の名作絵本の翻訳もたくさん手掛けられております。直近で有名なものはというと(たくさんありますが)…おととし出版された「かないくん」でしょうか…。

 かないくん (ほぼにちの絵本)
amazon.co.jpより

 

こちらは、大人絵本向けとして大ヒット、話題になったのでご存じの方も多いはず。企画は糸井重里、絵は「花男」「鉄コン筋クリート」「ピンポン」などで有名な漫画家、松本大洋となっております。こちらもかなり豪華コラボです。

 

そんな谷川さんが今回、絵本界の大御所、人気絵本作家とコラボしております。それも立て続けに2作ということで、絵本ファンの間ではかなり盛り上がっております。そのクオリティはいうまでもなく「大人におすすめ!」の絵本でございます。

 

まずは、こちら。

日本を代表する詩人と大人気アートユニットのコラボ!

 

出典:https://twitter.com/kbc_namba

 

「これはすいへいせん」  

文:谷川俊太郎 絵:tupera tupera (金の星社)

 

 

谷川俊太郎とtupera tupera(ツペラツペラ)の初コラボレーション絵本。tupera tuperaは、カラフルでユーモラスな絵柄が子供だけでなく大人にも大人気!「この絵、見たことある!」という方も多いのではないでしょうか…。

 

「かおノート」、「どんなおと?」をはじめ、絵本の他にも教科書の表紙や企業ポスターを手がけております。

 

出典:https://twitter.com/EhonNavi

 

気になる内容はというと…「これはすいへいせん」という言葉で始まって、ページをめくるごとに、どんどん文章が積み重なっていきます。「これはすいへいせん」⇒「これはすいへいせんの向こうから流れて来た家」⇒「これはすいへいせんの向こうから流れて来た家で、昼寝していたおじいさんのガブリエル」⇒・・・と、いわゆる「つみあげうた」方式で、最初9文字だったテキストが、物語の最後では266字まで積み上げられます。

 

ただ、文字数が増えていくだけではありません。読み終わると、「やられた!」と思うはず。そして、何度も読み返したくなるはず!読み返したくなる仕組みも満載!さすがtupera tuperaさん!芸が細かいです。

 

ブックデザインも新進気鋭のデザイナー岡田善敬が担当、遊び心満載の絵本に仕上がっております。是非、一度、書店で手に取ってご覧くださいませ!

 

そして、もう言う一冊!

こちらは、日本を代表する詩人と奇才画家のコラボ!

 でんでんでんしゃ
amazon.co.jpより

 

谷川俊太郎とスズキコージの初コラボレーション絵本。絵本ファンからすると超豪華な顔合わせ!「相棒」の水谷豊と「Doctor-X」の米倉涼子が共演するようなものなのでございます。奇想天外な発想とダイナミックな描写、さらに誰にも真似できない独特の極彩色で描き出されるスズキコージさんの作品は超独特!日本人離れ!まさに奇才!数々の絵本を描き、たくさんの賞を受賞されております。

 

ぜひ、作品を一度見て頂きたい!脳に刺激的です。物語は、でんでんむしの「でんでんでんしゃ」が木に登ったり、虹を滑ったり、地獄を探検したり…、という冒険ナンセンスもの。

 

スズキさんのエネルギッシュな絵と、谷川さんの七五調わらべうたのような素敵な詩の世界を同時にご堪能頂けます。超贅沢な絵本になっております。こちらも、大人も楽しめる作品に仕上がっております。

 

お正月、甥っ子、姪っ子へのプレゼントとしつつ自分も楽しむというスタイルもおすすめでございます。

 月刊 MOE(モエ) 2017年2月号
Fujisan.co.jpより

 

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