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フィンランド独立100周年「フィンランド・デザイン展」が開催中

finland-design_001 椅子

ワルター・トーメ、カール・リンダール/1903-1904年 フィンランド・デザイン・ミュージアム蔵 (c)Designmuseo

Photo:Chikako Harada

アアルトもアールニオもタピオヴァーラも

2017年1月14日(土)から3月20日(月・祝)まで、福岡県福岡市の「福岡市博物館」で「フィンランド・デザイン展」が開催されています。

フィンランドの独立100周年を記念して開催される特別展。会場では独立以前の19世紀から現代の気鋭デザイナーたちまでを、6つのセクションに分けて紹介しています。

ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソン、イッタラで活躍したカイ・フランク、アルテックを創業したアルヴァ・アアルト、ドムスチェアを生み出したイルマリ・タピオヴァーラ、独自の家具デザインに取り組んだエーロ・アールニオ、イッタラ・バードを手がけるオイバ・トイッカなど、誰しも一度は耳にし、あるいは暮らしにそのデザインを取り入れている名匠たち。彼らはみな、フィンランドのデザイナーです。

彼らのベースとなっているのは「自然と人間の調和」。森と湖の国と呼ばれるフィンランドですが、その豊かな自然は時に白夜や極寒など、厳しい顔も見せます。そのような環境下で生まれたデザインは、自然と密接な関わりを持っています。それは美しい四季の中にありながらも時に台風や地震といった厳しい自然環境にさらされる日本で生まれたデザインにも共通することでしょう。フィンランドデザインが日本で愛される理由も、そういうところにあるのかもしれません。

工芸から始まりデザインへと進化を遂げたフィンランドのものづくりは、100年経った今も変わらず、いつもそこにある自然のように暮らしに馴染むものであり続けます。

これまでの100年とともに、これからのフィンランド・デザインをも展望する展示会です。会期中はフィンランドの魅力・楽しみ方についての講演会やワークショップも開催。福岡の後には全国のミュージアムを巡回する予定です。

finland-design_002 テーブルウェア《Kiltaシリーズ》/カイ・フランク/1953年/アラビア/フィンランド・デザイン・ミュージアム蔵 (c)Designmuseo finland-design_003 椅子《Puppy》/エーロ・アールニオ/2003年/個人蔵 (c)Eero Aarnio finland-design_004

ポスター《Finnair》/エーリク・ブルーン/1965年/作家蔵 (c)Erik Bruun

finland-design_005 画像左:ダイニングチェア/ハッリ・コスキネン/2015年/個人蔵 (c)Harri Koskinen

Photo:Chikako Harada

画像右:バード/オイバ・トイッカ/製作年不詳/イッタラ フィンランド・デザイン・ミュージアム蔵 (c)Designmuseo

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