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オーラル、フレデリックら所属「MASH A&R」新春イベントが恵比寿LIQUIDROOMで開催

オーラル、フレデリックら所属「MASH A&R」新春イベントが恵比寿LIQUIDROOMで開催

THE ORAL CIGARETTES、フレデリック、LAMP IN TERREN、パノラマパナマタウンが所属、プロジェクト立ち上げ5周年を迎えたMASH A&Rの新春ライヴイベント「MASH A&R 5th ANNIVERSARY MASHROOM 2017」が、1月15日、恵比寿LIQUIDROOMにて行われた。

一般発売開始後すぐにソールドアウトとなった本公演には、寒波の訪れで冷え込んでいたにもかかわらず、朝早くから多くの観客が来場。公演に先駆けて14時にオープンした2Fエリアでは、各バンドがプロデュースした特製フード&ドリンク、メンバーの等身大パネルや直筆の履歴書などが飾られたKATAでの展示を楽しんでいた。

16時45分、オープニングアクトからライヴスタート。毎年MASHROOMのオープニングアクトには前年のMASH FIGHT!のグランプリアーティストが登場するのだが、昨年のMASH FIGHT! Vol.5はダブル・グランプリ受賞となったため、今年はオープニングアクトも2組。

まずステージに飛び出したのはYAJICO GIRL。大阪を中心に活動する19〜20歳の5人組バンドだ。満員の会場にたっぷりとしたテンポの「Casablanca」が響き、すでに存在感たっぷりの堂々としたパフォーマンスでオーディエンスを惹きつける。サビでは自然とハンドクラップが沸き起こり、四方颯人(Vo)の透明感ある伸びやかな歌声とリリカルなギターのアンサンブルが印象的な「いえろう」へ。「僕らのペースを守りつつ、頑張っていきます。会場が熱狂的なうちに最後の曲をやりたいと思います!」というMCと共に新曲を披露。瑞々しくポップでありながらちゃんと一癖あるメロディ&アンサンブルは彼らの中にある確かなヴィジョンを感じさせるもので、最後はステージからエモーショナルにサウンドを解き放ち、フロアの熱をもう一段階押し上げてステージを去った。

続いて登場したオープニングアクト2組目はSaucy Dog。彼らもYAJICO GIRL同様、大阪を中心に活動してきた3ピースバンドだ。石原慎也(Vo&G)がカウント代わりに地を打ち、ミドルテンポのバラード「いつか」を名刺代わりに轟かせる。歌詞の一言一句が心にダイレクトに飛び込んでくるような石原の力強い歌声と、せとゆいか(Dr)の可憐なコーラスが印象的に絡み、シンプルな3ピースながら広がりのあるバンドサウンドと共に楽曲に託された心象風景を見事に描き出していく。ところどころ噛んでしまうMCもご愛嬌。最後は弱い自分に別れを告げるために書いたという「グッバイ」を大きく歌い上げ、ここから始まる新たなスタートに期待を感じさせながら本編へとしっかりバトンを繋いだ。

オープニングアクト2組の熱が残る中、先陣を切ったのはパノラマパナマタウン。ど頭から沸騰必至のキラーカード「世界最後になる歌は」を切るという攻めの姿勢で開幕、岩渕想太(Vo&G)がガンガンに煽りながらフロアのテンションを急上昇させ、続く「パノラマパナマタウンのテーマ」では一転、タメの効いたグルーヴと岩渕の自由なフロウで心地よく揺らし、LIQUIDROOMをパノパマの色で染め上げる。昨年はオープニングアクトとして登場したMASHROOMへの凱旋の喜びを見せつつも気迫は十分。タイトなビートで不敵に攻め立て飛翔する「シェルター」、そして年末に新たにミュージックビデオが公開された「過去と未来をつなぐ曲」「MOMO」と、この1年でビルドアップしてきたバンドの実力をきっちり提示。さらに一癖どころか100癖くらいありながらもリズミカルにオーディエンスを巻き込んでいく新曲「リバティーリバティー」でフロアを大きく揺らし、最後は初心を忘れることなく飛躍を誓うかのように「SHINKAICHI」で幕を閉じた。

続くLAMP IN TERRENは、パノパナの汗が飛び散るステージングとは打って変わって、張り詰めた緊張感の中で松本大(Vo&G)の歌声を深く強く響かせながらライヴスタート。秘めた攻撃性が滲み出る歌声とバンドサウンドでフロアを扇動する「innocence」、ドクドクとした心臓の鼓動をビートにシンクロさせながらスタートした「heartbeat」の2曲でその歌の奥深くにオーディエンスを引きずり込み、ここまでのアクトとはまた違う共鳴を引き出していった。ノリよく熱狂を煽るわけではない、けれど、歌を美しく彩りながらもその一音一音に確かな決意が漲らせるストロングなアンサンブル、そして何より聴き手の心臓をつかむような松本の歌に、じりじりとオーディエンスの熱が上がっていく。「流れ星よりも、流した涙こそが願いを叶えるんだ」という想いを綴ったという光溢れる新曲「涙星群の夜」を披露した後、最後は「キャラバン」で大きなシンガロングをフロアに響かせ、まさに“魔法のように”鮮烈な印象を残していった。

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