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フリーランスでも安心して働ける環境を!ギークスが福利厚生プログラム「フリノベ」を提供開始

増加するフリーランスエンジニアの働く環境をサポートするギークス

企業と雇用契約ではなく、業務委託契約などを結んで働くフリーランス人材。その数は、国内で1000万人を超えると推定されている。

フリーランスは、ITなどの専門技術者や出産・育児で企業を退職した女性の新しい働き方としても注目されており、経済産業省も、昨年秋にその実態や課題を把握するための有識者による研究会をスタートさせている。政府が進める「働き方改革」にその成果を反映しようという意気込みだ。

こうした人材と働き方の多様化の流れに15年前から着目し、フリーランスエンジニアと企業をマッチングする事業を運営してきたのがギークスだ。

同事業にはすでに約9000名のITフリーランスが登録し、その数は年々増えている。単にフリーランス人材と企業のジョブニーズをマッチングさせるだけでなく、正社員に比べると未整備なフリーランスのためのさまざまな支援施策にも取り組んできた。

例えば、フリーランスに替わって仕事を取ってくる営業受注代行、キャリアパスの相談に乗るキャリアカウンセリング、契約書や請求書作成などの事務作業代行、確定申告手続きのセミナー開催などもその一つ。

定期的な健康診断受診が保証されていないフリーランスのために、人間ドッグやフィットネスジムを割引価格で紹介する福利厚生的なサービスにも取り組んできた。

私たちだから寄り添える、ITフリーランスの将来への不安

「今回の『フリノベ』はこれまでギークスが行ってきた、フリーランスのエンジニア・クリエイターらを支援する複数のサービスを、あらためてパッケージ化して使いやすくしたものです」と語るのは、同社IT人材事業本部でマーケティング戦略部のリーダーを務める岩崎さんだ。

ギークス株式会社 IT人材事業本部 マーケティング戦略部 岩崎さん

本社内のスペースをエンジニアの勉強会などに開放する「21cafe」も、その意味ではフリーランスのコミュニティ支援策の一つ。そこで直接、耳にしたフリーランスたちのニーズを、フリノベの制度設計には反映しているという。

これからフリーランスとして仕事をしようという人たちに案件を紹介するgeechs job(ギークスジョブ)の運営に携わる岩崎さんは、「フリーランスで働く人が増えてきたとはいえ、まだまだ支援制度が少なく、将来の保障に不安を抱く人も多いのが現状」という課題を感じていた。

「はたして仕事が取れるかどうか、来年の確定申告どうやったらいいのかとか、不安はいっぱい。それらをできるだけ解消するために私たちがやれることがもっとあると考えました」

同じくIT人材事業本部でエンジニア登録者たちの相談に乗ってきた井下さんは、「すでにフリーランスとして働く人たちが5年後、10年後に対して抱く漠然とした不安」に寄り添ってきた。

ギークス株式会社 IT人材事業本部 CS部 コミュニティ担当 井下さん

「『いずれは受託ではなく自社サービスで起業したいので協業仲間を探している』とか、『自分の成功イメージをつかむために、ロールモデルになるような人はいないだろうか』という声をよく聞きます。フリーランス同士のネットワーキングが重要だなと思っていました」

2人とも「毎日のようにフリーランスのエンジニアと会っていて、そのニーズを一番わかっているという自負」(岩崎さん)がある。だからこそ、昨年9月にスタートしたフリノベ企画プロジェクトには力が入った。

「サービス全体の総称を考えるときも、いろいろな意見が出ました。そこで決まったのが『フリノベ』。FreelanceとInnovationを掛けた造語で、フリーランスの人たちが自らの技能とアイデアを掛け合わせて新しいものを生み出す場という意味を込めています」(井下さん)。

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