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タイラー・ヘンリー19歳、霊媒師。「これが、僕の生きる道」。 『ハリウッド・ミディアム』

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2人の占い師と喧嘩をしたことのある筆者が、「霊媒師? ほんとかウソか分かったもんじゃないよね」と軽い気持ちで観始めてみごと完走してしまったリアリティ・ショー。
その要因は、タイラー・ヘンリーのキャラが大きいと思われる。
マコーレー・カルキンがすくすく育ったらこうなるだろう的なルックスのタイラー。
10歳の時に祖母が亡くなることを感じ取ったのを機に霊視の才が目覚める。15、16歳で高校を卒業し(!)、大学で看護を学んだ後ホスピスに勤め、死を待つ人々に寄り添うために自分の才能を生かしていた……。
と、まぁ、それはそれは「できた青年」なわけです。

 

霊視の最中も常に笑顔を忘れず10代とは思えない気遣いを見せ、時に頑ななセレブたちの心さえも溶かしてゆく。
そのさばき、まさに老舗旅館の女将レベル!

 

タイラーはテレビを観ないらしく、セレブたちをほとんど知らない。
霊視する相手も知らされず、扉を開けて「ハーイ」と言うまで(言っても)誰なのか分からないまま霊視をスタート。
「有名人のことここまで知らないって、あるぅ?」とも思ったが、「トム・クルーズを知らない30代」の存在を知っているので信じることにする。

 

霊視を依頼するクライアントの面々は?というと、『Glee』で水泳コーチを演じたネネ・リークスや、NBAの元バスケットボール選手ジョン・サリー、『私はラブ・リーガル』で秘書役を務めたマーガレット・チョー、ほかにもプロスケーターやダンサー、モデルなど多岐にわたるジャンルのセレブたちが名を連ねる。
マーガレット・チョーの回には、なんとロビン・ウィリアムがメッセージを伝えにおりていらっしゃったりもする。

 

「いやー、自分、そういうスピリチュアル?的なもの、信じてないんで」という方は、ボーイ・ジョージのセッション(8回目)から観始めるとよいでしょう。
タイラーが提示する情報に心当たりがあるにも関わらず、「分からないな」と非協力的な態度を続けるジョージ。それを観ていたマネージャーが「辛抱たまらん!」と別室から出て来て「タイラーの言ってることは、当たってるじゃないか!」と乱入する一幕も(笑)。
結果、さまざま言い当てて「アイツはすごいよ」とジョージに言わしめたタイラーであった。

 

基本的には同じパターンの繰り返しなのだが、なぜか不思議な常習性が生まれ観続けてしまう。
時に激しく発汗しながら、時にクライアントに寄り添いながら、早口で霊視で得た情報を伝えるタイラーを観ながら、どこかで「自分だったら、誰が来てくれるんだろう」と思いをめぐらしているのかもしれない。
「タイラーに霊視してもらいたい」と思う一方で、
「タイラーに見てもらわなくてもいいように、日頃から大事な人には素直に気持ちをさらしておこう」と思ったりもしたのだった。

 

なんと、殊勝な!

 
 
※dTVで配信中

 

[視聴リンク]
http://pc.video.dmkt-sp.jp/ti/10015336/

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