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輸入車に見られるスタイリッシュな4ドアクーペのルーツは国産車にあった!?

▲セダンながらクーペの流麗さを持ち合わせたのが4ドアクーペ

▲セダンながらクーペの流麗さを持ち合わせたのが4ドアクーペ

輸入車で増えている4ドアクーペ

皆さんは「セダン」と聞くとどんな形状を頭に思い浮かべるでしょうか? 多くの人が「凸」のような形を思い浮かべたと思います。今でこそミニバンタイプも増えましたが、タクシーやVIPが使用する車の多くもセダンが採用されていました。これはフォーマルなスタイルと居住性の高さが要因と言えますが、その一方で、セダンながら低い全高でスタイリッシュな「4ドアクーペ」なるジャンルも近年、輸入車を中心に登場しています。

▲輸入車では4ドアクーペが人気(写真はメルセデス・ベンツ・CLS)

▲輸入車では4ドアクーペが人気(写真はメルセデス・ベンツ・CLS)

例を挙げると、メルセデス・ベンツ・CLSやフォルクスワーゲン・CC、厳密にはハッチバックタイプですが、アウディ・A7やポルシェ・パナメーラも同様のスタイルを持った車種と言えるでしょう。どの車種も4枚のドアを持ちながらも、クーペタイプのように全高を抑えてスポーティでスタイリッシュな雰囲気を持ち合わせているのがお分かりになるかと思います。

そんなスタイリッシュな4ドアクーペ。実は今から30年以上前に日本で誕生していたことをご存じでしょうか? 今回はそんな時代を先取りしすぎた4ドアクーペのルーツとなった日本車たちをご紹介いたします。

トヨタ・カリーナED(1985年デビュー)

4ドアながらスポーティな雰囲気を前面に押し出した元祖4ドアクーペ

▲日本車にスタイリッシュな4ドアのブームを巻き起こしたカリーナED

▲日本車にスタイリッシュな4ドアのブームを巻き起こしたカリーナED

それまでの後輪駆動から前輪駆動へと大きく姿を変えた4代目カリーナのデビューから約1年後の1985年に登場したのがカリーナEDです。プラットフォームこそ共通ですが、全く違うスタイルをまとって登場したカリーナEDは「品位ある美しさと十分な居住空間を持つ高性能4ドアハードトップ」をテーマに開発され、当時の量産4ドア車としては世界一低い車高(1310mm)というのもウリのひとつでした。

ちょうどハイソカーブームに合致したカリーナEDは爆発的なヒットを記録し、相次いで他メーカーからも同様のコンセプトを持つ車種が登場することとなります。カリーナED自身も1989年にフルモデルチェンジを行ない、兄弟車のコロナEXiV(エクシヴ)が登場。こちらは従来のコロナクーペの実質的な後継車種となっていて、図らずも4ドアクーペのルーツであることが証明されています。

1993年には兄弟車のコロナEXiVとともにフルモデルチェンジ。コロナEXiVは当時行われていた全日本ツーリングカー選手権(JTCC)に参戦するなど、スポーティなイメージを持たせてみたり、セリカGT-FOUR譲りのビスカスカップリング式フルタイム4WDを導入してみたりしたものの、折からのセダン需要の縮小により1998年でその役目を終えることとなりました。

マツダ・ペルソナ(1988年デビュー)/ユーノス300(1989年デビュー)

自動車らしからぬラウンドした内装など、時代を先取りしすぎた1台

▲内装の仕上げに全力を尽くしたマツダ・ペルソナ

▲内装の仕上げに全力を尽くしたマツダ・ペルソナ

カリーナEDの大ヒットを受けて各社同様のコンセプトの車を発表する形となりますが、その中でも先陣を切って登場したのが1988年10月にデビューしたマツダ・ペルソナです。スタイリングはカリーナEDを明らかに意識した意匠となっており、搭載されるエンジンも1.8リッターと2リッターと共通のラインナップでした。

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