体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

映画『この世界の片隅に』、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位と監督賞をW受賞

映画『この世界の片隅に』、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位と監督賞をW受賞

 映画『この世界の片隅に』が、 1月10日に第90回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画第1位と、監督賞をW受賞した。アニメーション作品が日本映画ベスト・テンで第1位に選ばれるのは、1988年度の『となりのトトロ』以来2度目の快挙。そして監督賞にアニメーション監督が選出されるのは、片渕須直監督が初となった。

 本作は、戦時下の広島・呉を舞台に、戦況が悪化していく世の中で、大切なものを失いながらも日々を大切に前を向いていく女性、すずを描いたアニメーション作品。片渕監督が6年の歳月をかけ、戦中戦後の綿密なリサーチと時代考証を行い、こうの史代漫画の世界を色鮮やかに描き出した。

 本編の音楽を奏でるのは、シンガー・ソング・ライターのコトリンゴ。片渕監督の前作映画『マイマイ新子と千年の魔法』で主題歌を担当した彼女が、本作では本編楽曲も担当。予告では、彼女がカバーしたザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」が使用されており、作品の世界観を壮大に歌い上げている。
 
 1月10日現在、『この世界の片隅に』は、キネマ旬報ベスト・テンをはじめ、広島国際映画祭等で8受賞、9ノミネート。9週目にあたる1月7日(土)~8日(日)の2日間の動員は約5万7千人(先週比206%)公開館数は177館(初週より+114館)。全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)では10位に入り、9週連続TOP10入りを死守し、累計動員は86万名、累計興収は11億円を突破している。

◎公開情報『この世界の片隅に』
声の出演:のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 / 澁谷天外
監督・脚本:片渕須直
原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)
企画:丸山正雄
監督補・画面構成:浦谷千恵 
キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典 
音楽:コトリンゴ
プロデューサー:真木太郎 
製作統括:GENCO
アニメーション制作:MAPPA
配給:東京テアトル
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

<STORY>
 どこにでもある 毎日の くらし。昭和20年、広島・呉。わたしは ここで 生きている。
 すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19(1944)年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。 だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20(1945)年の夏がやってきた――。

関連記事リンク(外部サイト)

GG賞歴代最多7冠の映画『ラ・ラ・ランド』、日本最速試写会に15組30名様をご招待!
KIRINJI バンド新体制初のライブ映像作品『Live at Stellar Ball』今春リリース
映画『君の名は。』韓国でも1位獲得でアジア6冠達成

Billboard JAPANの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。