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GMOペパボの新技術「Haconiwa」、新アーキテクチャ「FastContainerアーキテクチャ」とは?

転職者が明かす「GMOペパボとはどんな会社か」

GMOペパボは、レンタルサーバー「ロリポップ!」やブログサービス「JUGEM」、ネットショップ運営サービス「カラーミーショップ」、日本最大級のハンドメイドマーケット「minne」など、さまざまな個人向けインターネットサービスを提供する会社である。

12月12日、同社本社が入っている渋谷セルリアンタワーのコミュニケーションスペース「GMOインターネットグループシナジーカフェGMO yours」で、ペパボ福岡の技術力とワークスタイルなどについて紹介するイベント「GMOペパボ ホスティング技術カンファレンス~破壊的イノベーションをおこす革新的技術~」が開催された。

最初に登壇したのは鹿児島県出水出身のエンジニア、山下和彦氏。セッションタイトルは「ホスティングと僕の継続的成長」。

GMOペパボ株式会社 ホスティング事業部 チーフテクニカルリード 山下和彦氏

山下氏は家電メーカーのSEとしてキャリアをスタートさせ、ISPでエンジニアを経験。そしてWebエンジニアとしてGMOペパボに入社。

「当時はコードをほとんど書けなかった」という。現在、STNS(サーバーレスでLinuxのユーザー管理を行うことができるシステム)の開発に携わっている。

山下氏のセッション概要は以下の通り。

ホスティング事業部に所属する山下氏の仕事は「ロリポップ!」や「ムームードメイン」「heteml(以下、ヘテムル)」というサービスを、横串でよりよいサービスにするための開発を行うこと。

「ロリポップ!」は01年11月から、「ムームードメイン」は04年1月から、「ヘテムル」は05年11月からというように、いずれも10年以上も継続してサービスを提供している。

しかも現在もこれらのホスティングサービスは同社の売上高の過半を占めている主力事業であり、いまだに成長中である。

継続的に成長するために大切にしていることは次の3つ。

第1に仕組みを変え続けること。レガシーなアーキテクチャは利益を生んできた資産だが、メンテナンス性も開発効率も悪く、モチベーションも上がりづらい。

そこで資産活用しつつ、新しい形へ変化し続けるのである。例えばデバッグ情報の通知も、00年初頭と比べると次のように変化している。

今風の仕組みを既存システムに組み込むのは難しいが、そこに技術的チャレンジの面白さがある。

さらに収集した情報を基に施策を実行し、検索を分析してサービスを改善するという新たなアプローチも行っている。改善するのは既存システムだけではない。

インフラエンジニアもサーバーの監視アラート数などのデータを取り込み指標にするようになった。運用も変化し、メンテナンスコマンドはGolangに移行、サーバー負荷の動的な制御も自動で行えるようにしている。

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