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受信機の短いアンテナが電波をキャッチする原理

受信機の短いアンテナが電波をキャッチする原理

おもしろ無線受信のカギを握るのがアンテナ。どんなに感度の良い受信機でも、電波の入り口であるアンテナの性能が悪いと受信感度は下がってしまいます。その逆にアンテナの性能が良ければ、より多くの電波をキャッチできるのです。ハンディ受信機に装着するアンテナについて解説しましょう。

受信機には波長に合ったアンテナ

おもしろ無線の電波は、周波数によって割当てられています。周波数の数値を決めるのは、電波の長さを示す波長(λ:ラムダ)です。電波は上下に波打ちながら飛んで行きますが、山の始まりと谷の終わりが、1つの波長です。

波長の長さは公式から計算できて、周波数が低いほど長くなります。例えば、AMラジオ放送の1008kHzで297.6mになります。FMラジオ放送の80MHzは3.75m、エアーバンドて0.64mになります。

おもしろ無線の電波を受信機で効率良くキャッチするためには、波長に合った長さのアンテナが必要です。そのため、低い周波数ほど長いアンテナが必要になります。FMラジオのアンテナが長いロッド式なのは、波長が3~4mもあるからです。

受信機に1/4波長アンテナが多い

アンテナは長い方が有利なのですが、ハンディ受信機に装着するには限度があります。そこで波長の長さを半分にした1/2波長アンテナが誕生しました。このアンテナは効率良く送受信できる特性を持っています。

しかし、VHF帯エアーバンドを受信するために1.25mのアンテナはハンディ受信機には長過ぎです。そこで考え出されたのが、波長をさらに半分にした1/4波長アンテナ。ポイントは接地(アース)です。

接地という漢字から大地と接することをイメージしがちですが、接地するのはクルマのボディでも、ハンディ機のボディでもOK。接地した給電点(ハンディ機の場合はアンテナ接栓部分)の下に、鏡像と呼ばれる仮想の1/4波長アンテナが形成され、全体で送受信効率の良い1/2波長アンテナとして機能します。

ハンディ受信機用アンテナの形式に1/4波長アンテナが多いのは、アンテナの携行性(全長)とアンテナの性能がバランス良くまとめられるからです。

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