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ピルがニキビ治療に使われることがあるって本当?

ピルがニキビ治療に使われることがあるって本当?
ピルといえば避妊、あるいは生理痛、生理不順に対し婦人科などで処方してもらう薬として知られています。最近、このピルがニキビの改善に効果的だという評判があるようです。

今回は、ピルがニキビにどのように作用するのか、医師に聞いてきたお話をお伝えします。

ホルモンとニキビの関係

ピルには「エストロゲン」「プロゲステロン」という、妊娠時に多く産生される女性ホルモンが含まれていて、生理周期を調整します。

通常の生理周期では、月経前に「男性ホルモン」が一時的に作用してくる時期があります。しかし、ピルのホルモンによって、男性ホルモンの作用を抑えることができるのです。

実は青少年のニキビの多くは、アクネ菌などが原因ではなく、男性ホルモンの影響で皮脂分泌を過剰にしてしまうことが原因であることが多くなっています。そのため、ピルを定期的に内服し、男性ホルモンを抑制する効果により、ニキビを減らすことができるとされています。

ピルの種類

ピルには様々な種類が存在していて、エストロゲン、プロゲステロンの種類で分類することができます。
プロゲステロンは、皮脂を分泌する作用を少なからずもっているため、このプロゲステロンの作用が少ないものを使用した方が、ニキビ対策としてはよりよいでしょう。

第4世代のピルとされる「ドロスピレノン」というプロゲステロンが含まれているピルは皮脂の分泌が少なくなるものとして分類され、ニキビ肌の改善には向いていると考えられます。

ピルを服用するルール

ピルは、原則として「毎日決まった時間に飲む」ということを守れば問題ありません。

朝7時出勤前に飲むのもよいし、夜寝る前の11時に飲むというのでもよいでしょう。
ただし、毎日決まった時間に飲むことがホルモンを補充していくピルには必要なことなので、必ず守ってください。

ピルの副作用

ここまで良い面ばかり述べてきましたが、ピルは医薬品なのでやはり副作用があります。

ホルモンを補充することにより、人によっては吐き気、頭痛といった症状があらわれることがあります。

また、必ず知っておくべき副作用として、血液が固まりやすくなってしまうということがあります。そのため、血栓が生じやすくなったり、血栓によって脳梗塞や心筋梗塞といった病気につながってしまう可能性もあり得ます。

医師からのアドバイス

このように、ピルはホルモンコントロールの観点から、ニキビの治療に役立てることができる場合があるので、活用するのもいいでしょう。

ただ、ピルを個人輸入できる時代ではありますが、副作用などのリスクも高いものなので、やはりクリニックなど医療機関で相談しながら処方を受けることをおすすめします。

(監修:Doctors Me 医師)

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