体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

何度も途中下車した必死の通勤。妊娠中のめまいで気を失いかけました

f:id:akasuguope04:20160930221640j:plain

働いている妊婦さんの中には、たとえ体調が悪くても会社へ迷惑がかかると思うと、なかなか休むことができないという人がいるかもしれません。また、周りにも大変さが理解されにくい面があるでしょう。

めまいと闘いながらの通勤で苦労した私の体験をお伝えします。

つわりが終息しホッとしていた妊娠4か月頃、通勤バスで立っていた私は、ふいに“めまい”に襲われました。

頭がふらふらし、血の気がひくような感じで体に力が入らず、手は冷や汗でびっしょり。猛烈に気分が悪くなり、吊革につかまっているのもやっと。周りに「席を譲ってほしい」と声をかけることも困難なほどでした。意識が遠のく中、なんとか停車ボタンを押して、ふらつきながら途中のバス停でおり、しゃがみ込みました。

頭がグラングランと揺さぶられるような感覚で、全身に力が入らず気を失いそうになっていました。ひたすらじっと座っていると、だんだん体に血の気が戻る感覚があり、落ち着いてきました。

その日を境に、めまいは何度も起こりました。

電車とバスを乗り継ぎ片道1時間半かかる通勤の中、何度も途中下車をしなければならないことも多々ありました。

遠くから通うため、どんなに早く家を出てもラッシュの時間帯と重なってしまい、満員に近い電車ではマタニティーマークを付けていても席をゆずってもらうことは期待できません。

気分が悪くなると言葉を発することも難しく、ひたすらどこかにつかまり耐えるか、その場にしゃがみこみ次の駅で降りるしかありませんでした。 関連記事:食品を見るだけでめまいが…。肉・魚・米も拒絶!つわりと戦ったあの頃

産婦人科では、「血液検査では貧血はない。赤ちゃんに血液がいく影響で血圧が下がるのだろう。あまり長時間歩いたり立ち続けることが無いように」と言われました。

お腹も大きくないし、パっと見ておそらく私が体調不良とはわからない。

毎日が「もしも倒れて赤ちゃんを守れなかったらどうしよう」と、孤独な闘いでした。

めまいは妊娠6か月になっても続き、ついには駅まで歩くだけで意識が遠のき、やむなく欠勤するということが起きました。

その時は、運良く電車で座れたのに気分が悪くなり、意識が遠のいたまま数駅経過し、血の気が戻っても全身の脱力が長時間回復しませんでした。

さすがに身の危険を感じ、「このまま急に休むことが増える方が迷惑だし、赤ちゃんの命に対する責任をとれるのは私だけだ」と自覚しました。

今まで周りに迷惑をかけたくない一心でいましたが、通勤ラッシュの時間をさけて出退勤させてもらうことを会社に願い出ました。人が少ない会社で勇気がいる申し出でしたが、幸い会社の理解を得られ、その後も何度か周囲に迷惑をかけながらも無事娘の出産に至りました。

妊娠は病気ではありませんが、母子ともに無事に過ごすためには、周りの助けが必要な時期があります。

母子手帳には、妊婦に必要な仕事上の配慮を医師が記入し職場に提出できる書式がついていることがあります。

仕事に対する責任感が強い方ほど無理をしがちですが、どうか辛い時には大いに助けを受け、赤ちゃんのことも大切にしてくださいね。そしてその分、誰かに手を差し伸べ、生まれた子にも思いやりの心を伝えられれば、それが社会への一番の恩返しとなるのではないかなと思います。 関連記事:妊娠中期、アルバイト中に意識を失って倒れる!突然のめまいの原因は

f:id:akasuguope04:20160923171215j:plain

著者:ゆう

年齢:33歳

子どもの年齢:1歳2か月

心配性なママです。のんびりペースの娘を愛情いっぱい育てています

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

関連記事リンク(外部サイト)

乾燥
恥ずかしいお話
切迫早産…。まさか自分が入院することになるとは…

赤すぐnet みんなの体験記の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。