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「プレミアムフライデー」が定着しない理由

「プレミアムフライデー」が定着しない理由
J-WAVEで放送中の番組「JAM THE WORLD」(木曜ナビゲーター:萱野稔人)のワンコーナー「KODANSHA CASE FILE」。今週は、「プレミアムフライデー」について、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科教授・田中道昭さんに話を伺っています。

「プレミアムフライデー」とは、月末の金曜日は15時頃までに仕事を切り上げ、その空いた時間で街に出たり、長めの週末旅行に出かけてもらうなど、個人消費を喚起させる施策です。

3日のオンエアでは具体的にどんなものか、4日には、プレミアムフライデーの参考になったアメリカのブラックフライデーについてご紹介し、3日目となる5日(木)は「プレミアムフライデーで日本の経済は活性化するのか?」をテーマにお送りしました。田中さんご自身は、プレミアムフライデーは定着しないと予測していました。

「プレミアムフライデーに参加する企業は、経団連の加盟企業やプレミアムフライデー推進協議会とか、業界のトップ企業になると思うので、継続的なイベントとしては定着しないんじゃないかと思います」

参加する側にとっては、月末の金曜日は繁忙日なので、政策的にやらなくてはいけないような企業に参加が限られるのではないかと推測。他方で、プレミアムフライデーの担い手になると思われる小売り業や飲食業、旅行業は、構造的な人手不足がかなり深刻な状態であるため、対応に苦慮する会社が多いのではないか…とのことでした。

さらに、日本では週末に連休が増えていること、ハロウィンのように消費を喚起するモチベーションイベントが既にたくさんあることから、「これ以上のモチベーションイベントを増やしてイベントを分散させるのではなく、既存のモチベーションイベントや、連休をフル活用して消費を喚起する策を考えた方が有効なのではないかと思います」と、田中さんは提唱していました。

萱野も「あまり浸透していないのでは…」と言っていたプレミアムフライデー。さらに、萱野は、日常の労働時間をキッチリと短くしていく、効率的で生産性の高い仕事をしていくことによって、労働時間全般を短くしていくことと、賃金を上げることの重要性を唱えていました。

次回(6日)は、改めてプレミアムフライデーの課題を考えます。放送は21時35分頃からです。お聴き逃しなく!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「JAM THE WORLD」
放送日時:平日 20時−22時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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