体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

諏訪内晶子が芸術監督をつとめる「国際音楽祭NIPPON」第5回が2017年開催、藤倉大の委嘱作品も

諏訪内晶子が芸術監督をつとめる「国際音楽祭NIPPON」第5回が2017年開催、藤倉大の委嘱作品も

 【国際音楽祭NIPPON】は、リゾート地ではなく街中で開催される音楽祭。今年は諏訪内晶子を含めたチャイコフスキー国際コンクールの覇者3人で組むトリオや、世界的に活躍する作曲家・藤倉大の新作などが話題となっている。

 多彩な演奏家によるトップ・クオリティのコンサートはもちろん、新作委嘱やマスタークラス、他ジャンルアートとのコラボレーションやチャリティを内包するコンセプトで行われてきた音楽祭も今回で5回目だ。徳川美術館でのオープニング特別イベントでは世界的チェリスト、マリオ・ブルネロとギター鈴木大介を迎え、江戸時代と西洋の音楽文化をテーマにしたプログラムが行われる。

 また、メイン・コンサートとしては諏訪内晶子、ブルネロ、そしてボリス・ベレゾフスキーという3名のチャイコフスキー国際コンクール覇者の室内楽による、コダーイやチャイコフスキーを始めとした多彩なプログラムが予定されている。今年は特に、委嘱作品として藤倉大の世界初演がプログラミングされており、ヴァイオリンとピアノがどのように絡み合う作品なのか、大きな期待と注目が予想される。

 東京公演では、レナード・スラットキン指揮、デトロイト交響楽団によるタケミツ、コルンゴルド、チャイコフスキーの作品を披露。武満と生前の交流が深かったスラットキンによるタケミツを、タケミツ・メモリアルで聴く感慨は特別な物になりそうだ。その他、小学生からの枠を設けるチェロ・ヴァイオリンのマスタークラスをはじめ、客席についても学生券は一般席の半額以下の設定がされており、若い聴衆へ向けて門戸が大きく開かれている音楽祭と言えるだろう。関西方面からもアクセスの良い名古屋公演が抱負にあるのも嬉しい。この機会に是非足を運びたい。

◎公演概要
【第5回 国際音楽祭NIPPON】
2017年5月27日(土)~7月30日(日)
名古屋、東京、久慈
出演:諏訪内晶子(Vn)、マリオ・ブルネロ(Vc)、ボリス・ベレゾフスキー(Pf) 、レナード・スラットキン(指揮)、デトロイト交響楽団、他

新作委嘱:藤倉大

諏訪内晶子写真:(c)吉田民人

関連記事リンク(外部サイト)

横山幸雄 デビュー25周年記念リサイタル「何度も演奏している曲は、完成度と即興性をより自然に共存させることができる」
トスカニーニとプッチーニの感動秘話が明かされる、映画『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』の本編映像が一部公開
ボリショイ・バレエ団のライブビューイング、映画初上映の作品も

Billboard JAPANの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。