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SuG、「VersuS」ツアーファイナルで極彩SuGが二連覇達成

SuGが12月30日に全国ツアーファイナル『SuG VersuS EXTRA FINAL「COUNT DOWN」』を東京・豊洲PITにて開催した。
12月30日@東京・豊洲PIT (okmusic UP's)
『VersuS』は、ダークでゴシックな“極悪SuG”とポップでカラフルな“極彩SuG”という対照的なコンセプトでライブを行ない、その盛り上がりを競うという前代未聞の対決型ライブ。衣装から演出、セットリストまで何一つとして同じものがない2DAYS公演を全国各地で開催し、それぞれの公演で歓声のボリュームを計測。全国16公演を経た累計では、極悪SuGが2,681dbpt.(デシベルポイント)、極彩SuGが2,682dbptと、1dbpt.差で極彩SuGがリードするも、決着はこのツアーファイナルへと持ち越されていた。

先攻は極悪SuG。今回のツアーを経てライブの定番曲へと磨き上げられた新曲「KILL KILL」で幕をあけると、オーディエンスからも『KILLしたい』のシンガロングが沸き起こり、開演早々会場中が一体に。“極悪”らしくアグレッシヴにオーディエンスを煽り、「FLY WYVERNS」、「SCREAM IT LOUDER」など、ダークな楽曲を次々と展開。ラストのハードコアなダンスチューン「HELLYEAH」では会場中が揺れ動くほどの盛り上がりを見せ、極悪SuGのターンは終了。

後攻の極彩SuGは、軽快なギターと美麗なストリングスが絡み合うキャッチーでダンサブルな「SICK’S」で序盤からフロアを揺らし、オーディエンスの心を鷲掴みに。“極彩”らしく笑顔あふれるパフォーマンスで「FRIDAY!!」「桜雨」など、“極彩”の名にふさわしいカラフルなポップスを次々に披露。メンバーのラップの掛け合いも楽しいパーティーチューン「無限Styles」では無数のタオルが宙を舞い、「小悪魔Sparkling」では会場中のオーディエンスが笑顔で体を揺らし、極彩SuGのターンも終了した。

この日のライブでは、極悪SuGが225dbpt.、極彩SuGが235dbpt.をそれぞれ記録。そしてこれまでの17公演分のポイントをすべて足した累計では、極悪SuGが2,906dbpt.、極彩SuGが2,917dbpt.となり、極彩SuGが昨年の『VersuS 2015』に続き二連覇を果たした。そしてラストは、この日レフェリーを務めた星野卓也の『晴れて勝者となった極彩SuGにはウイニングソングをやってもらいましょう!』という振りに応える形で、軽快なギターが心地よいポップロックチューン「B.A.B.Y.」を披露し、幕を閉じた。

暗転後、アンコールを求める歓声が鳴り止まない中、ステージ上のスクリーンに映像が映し出された。メンバー一人一人が、10周年とともにSuG史上最大の挑戦に向かおうとする覚悟や不安など、赤裸々な心境を語っていく。そして映像が終わるとともにメンバーが再び現れ、武瑠(Vo.)が重い口を開いた。

『ずっと逃げてきた挑戦に、今こそ立ち向かいたいと思います。2017年9月2日、日本武道館! その10年のすべてをもって挑みたいと思います』

そして鳴り出したアンコール1曲目は「gr8 story」。武瑠は『この曲の歌詞にこそ、今言いたいことがすべて詰まってる!』と叫び、残された力すべてをオーディエンスにぶつけるかのような、いつにも増してエモーショナルなパフォーマンスを見せる。

一曲目を終えて、武瑠は『今のおれ達にはできないと思います。でも数ヶ月後の自分たちを信じて…信じたい。だからみんなの力を借りたいです』と飾ることのない本心をオーディエンスへと打ち明ける。そして『ケータイとかスマホとかカメラとか全部出して、これ以降全部撮影して構いません。だから10周年で出会ってきた仲間、すべてに届けてください』と突如撮影許可を出すと、オーディエンスは歓声とともに次々とスマホをかざし始める。

『ここにいるおれたちで、SuGを作ってきた全員、集まろうぜって、みんなに届けてください』という言葉とともに始められたのは、この日の最後の曲「Smells Like Virgin Spirit」。会場中がシンガロングで一つになると、『おれたちにもう逃げ道はないです。あとは進むのみ。どんな2017年、10周年が待っているか、おれたち自身にすらわからないけど、この覚悟を持てたのはSuGの10周年を支えてくれた、その一部になってくれたすべての人たちのおかげだと思ってます。本当にありがとう』と武瑠が感謝の言葉を述べ、最後にメンバーとオーディエンス、会場にいる全員で決意のジャンプをして『SuG VersuS EXTRA FINAL「COUNT DOWN」』は幕を閉じた。

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