酉年に鳥のいる神社へ行き、運気を手に入れよう!
2017年は酉年。「トリ」は、“取り込む”につながると言われているので、「運気」も「お客様」も“取り込める”商売繁盛に繋がる年だと言われているます。ということで、酉年に鶏のいる神社へお参りに行って「良い運」を手にしてみては如何でしょうか。
そんな鶏について一つお話ししますと、神宮では、ニワトリが神の使い、神使(しんし)と言われています。そこで今回、ニワトリがいる神社をご紹介します。今年の初詣にいかがですか?
伊勢神宮 (三重県)
伊勢神宮の鶏は「神鶏(しんけい)」と呼ばれ、境内に放し飼いされています。20年ごとに行われる式年遷宮の、御神体を新しい正殿にお移しする「遷御の儀」では、「カケコー」と三度唱える「鶏鳴三声(けいめいさんせい)」を合図に始まるほどだそうです。
石上神宮(奈良県)
日本最古の神社の一つとされ、健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神として信仰されている石上神社には、天然記念物とされている“長鳴鶏(ながなきどり)”の一種「東天紅(とうてんこう)」と「烏骨鶏(うこっけい)」、他にも珍しい鶏が棲息しているそうです。また石上神社には、御神鶏を陶器でかたどった「ご神鶏みくじ」があるそうです。
鷲宮神社(栃木県・埼玉県)
出典:http://www.washinomiyajinja.or.jp/
栃木県の鷲宮神社では、手水の水口が鶏。この神社には、鎌倉幕府の二代将軍源頼家が鶏肉と卵を断って祈願したところ、百日咳が回復したというエピソードがあります。また、「強卵式(ごうらんしき)」という珍しい行事がおこなわれています。また、埼玉の鷲宮神社では、灯篭に、雄鶏と雌鶏が仲良く並んでいます。鷲宮神社自体「お酉様の本社」として、鶏とゆかりの深い神社です。そのためか、境内では鶏が飼われています。
真清田神社(愛知県)
出典:https://www.facebook.com/%E7%9C%9F%E6%B8%85%E7%94%B0%E7%A5%9E%E7%A4%BE-467936156667862/
本殿・渡殿は平成18年に文化庁より国の登録有形文化財に指定。一般的な鶏だけでなく、鶏冠の色が黒くなった白や黒の鶏たちもいます。有名なのは一宮七夕祭りで、夜の提灯が非常に美しく見応えがあると、毎年約130万人が見物に訪れるのだそう。こちらも是非行ってみてください。
酉年に鶏のいる神社へ行き、よりパワーを注入してみては如何でしょうか?
隔週刊 神社百景DVDコレクション 第9号
Fujisan.co.jpより
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