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いつまでたっても腫れが引かない「ものもらい」。とうとう全身麻酔で手術することに!

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霰粒腫(さんりゅうしゅ)、と呼ばれるいわゆる「めばちこ」(もしくは「ものもらい」)は、まぶたにある皮脂の通り道であるマイボーム腺が詰まってしまう症状です。幼児は管がまだ細いので詰まりやすく、「めばちこ」ができやすいのだとか。

初めにめばちこができたのは双子の三女でした。その当時三女はまだ2歳7ヶ月だったので、ひとまず年齢を伝えた上で診てもらえるかを確認し町の眼科にかかりました。先生に「霰粒腫ね」といわれ、目薬を渡され、特に次回の予約もなくそれで帰りました。

いったんは引っ込んだかのように見えためばちこは、ここからがしつこくて、上下左右に場所を変えながら繰り返し現れ、一向に治る気配がありません。2ヶ月経つころには目に充血が見られ、別の医院にかかることにしました。

そこで言われたのは、①汚い手で触らせない②目をこすらないの二つでした。

当時嫌がる子供を何とか押さえつけて目を洗っていたのですが、洗っても完全にきれいにはならないのでしなくていいと言われました。とにかく2点を守ってこれ以上大きくしないように、とのことでした。

出された薬は充血を抑えるためのステロイドと抗生剤。1週間続けてまた見せるように言われました。先生の点眼には泣かない子供も私だとなぜかぎゃん泣き。涙で流れて薬を入れる意味がないこともしばしばでした。

だんだん親も子も点眼に慣れ、悪くもならないけれどよくもならなず時間ばかりが過ぎ、だんだんとこのままかかっていても治らないかも、とさえ思えてきました。

季節は冬で着せるものも荷物も多くなり、双子を病院に連れて行くだけでも大変な上に、毎週毎週見せてもなんの進展も見られないことに私はいらだっていました。

医師から目の表面に詳しい専門の先生に相談するのもいいかもしれない、と言われ、場所は遠くなりましたが思い切って転院することに決めました。しかしそこでの診断も今までと大差はなく、違いといえば目は洗ったほうがいいといわれたのと薬が軟膏になったことくらい。優しい口調の先生で相談もしやすく、次回診察は2~3週間後だというのでそんなにひどくもないのかも、と楽観視していました。

そしたら今度は一緒に病院に付き添いに来ているだけだった次女の涙袋にもしこりが現れ、2人とも眼科にお世話になる始末。しかも次女の目はいったん症状がよくなったかと思いきやいきなりしこり部分が赤く腫れだし、本人は痛くもかゆくもない、とは言うものの、見た目も触った感じも放っておいてどうにか出来そうな感じではないレベルになっていました。 関連記事:大丈夫、この子はみんなに守られてる! 生後1年までに3度の手術を乗り切った娘

ひどくしないために毎朝、お風呂のたびに目は洗いましたし、出来る限り手をきれいに洗い目に触らないようにことあるごとに声をかけました。でも次女の目の腫れは引かず、これ以上ひどくなってもよくないので切開しよう、という話になりました。

大人なら局所麻酔で一日で終わるのに、年齢が幼すぎるため暴れると危険なので全身麻酔をかけての手術、といわれ、「たかがめばちこ」なのに2泊3日の入院沙汰になってしまったのです!

入院は日曜日からだったので急遽お姑さんに来てもらい、長女と三女のお世話をお願いし私は付き添いで次女と一緒に入院。幸い次女は大好きなママを独り占めできるからか終始ルンルンで、まったく病室にも警戒心を見せずベッドで飛び跳ねて遊んでいました。

手術前日から泊り込んで翌日は手術の3時間前から絶飲絶食。よく飲みでよく食べる次女が、一滴の水も飲まず朝ごはんも食べず手術台に向かうなんて泣き叫ぶに決まっていると私のほうが心配に…。

しかしいい意味で私の予想は裏切られ、看護師さんとルンルンで手をつなぎ、自分の足で歩いて大人しく手術室に入り、手術台にあがったのです!大人でも手術室の中を見たら身構えてしまうと思うのですが、次女は一切ぐずりませんでした。

麻酔科の先生が気を利かせてガスの麻酔薬にイチゴのにおいをつけてくれて(バニラとどっちがいい?と選ばせてくれました)、次女は面白がって吸っているうちにこてっと寝てくれました。私の方が手術が心配で涙がこぼれました。

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