ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

お洒落は裏側。自慢したい気持ちは表に出さない #こはるの落語

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫

お洒落は楽しみたい。でも、がんばりたいわけじゃない――。

女流落語家・立川こはるさんへのインタビューを通して、いまブームと言われる落語の魅力を紹介する連載。今回はファッションのお話です。

表立って見えないお洒落があってもいい

20161230_koharu_02.jpg着物に挑戦したい気持ちはある。でも、何を参考にすればいいのかわからない。そうそうきっかけもないし、着付けって難しそう…。

そう感じるなら、ぜひ落語を聴きにいってみてください。

着物姿のお客さんも多いし、落語家さんの着物姿は、サマになっていて魅力的。なによりも、粋な着こなしが見られます。切っても切れないのが着物と落語の関係。

「江戸時代には、『みんな派手すぎるから、服装を地味にしなさい!』と、お上(幕府)に言われていた時代があったそうです。それをきっかけに、江戸っ子は羽織の裏地や足袋のような目立たないところに、すごく派手な裏地を使うようになったんです」

そう語ってくれたのは、女流落語家の立川こはるさん。

着物を脱いだときに初めてわかるというのが、なんとも粋です。そんなこはるさんも、お洒落な着物の着こなしを目撃したことがあるそうで。

「その方はおじさまだったのですが、風が吹いたときにちらっと長襦袢が見えて。とても色鮮やかで、これにはびっくりしましたね。そういうのって、きっと値段もすごく高いですから」

流行りのコートやブランドのバッグ。もちろん欲しくて買ったものだし、別に自慢したいわけじゃない。そうして気がつけば、わかりやすいアイコンを選んだりしてしまいます。

「自慢したい気持ちはあるけど、あえて長襦袢にこだわる。そういうさりげなさや奥ゆかしさが”粋”っていうことなのかもしれないですね」

表立って見えないお洒落があってもいいのです。江戸時代に花開いた粋や洒落の感覚はそんな気持ちの表れ。

なにごとも無理はせず、自然体で

20161230_koharu_03.jpg雑誌やネットで情報収集して、「今シーズンはどんなメイクが流行って、合わせる小物はこれ!」 と、いろいろ買ってみる。

でも、そうしてがんばりすぎると、情報ばかりが増えて、お洒落はどんどん遠のいていきます。こはるさん曰く、落語や着物も一緒なんだそう。

「女性が着物にハマると、なぜかどんどん頭でっかちになって、大正レトロとかゴテゴテで派手な装いにしたくなっちゃうんですよね。着物はタオルを入れないとダメなんてことも言われていますが、そんなことありません。着物は、もっと自然体で楽しめばいいんです」

わざわざ着付け教室に通うこともないし、気軽に着てみればいい。着ていくところがないなら、それこそ落語会をその理由にしてしまえばいいのです。

落語だって一緒。何も知らなくてもいいので、とりあえず聴きにいってみてください。きっと、自分なりの楽しみ方が見つかるはずです。

[第8回 立川こはるの冬休み]

開催日時:2017年01月25日(水)19:00開演

場所:横浜にぎわい座・のげシャーレ

木戸銭:1,500円

写真/出川光 取材・文/D.O.B

こちらも読まれています

単調な毎日に。少し笑ってから帰る #こはるの落語

落語に出てくるダメ男たちが本当にダメすぎる #こはるの落語

3割増し美人に見えるメガネ #sponsored

無性に料理がしたくなる動画みつけた #sponsored

■ あわせて読みたい

2017年は勇気を出して、手をひいてみる。東京ときどき心理学
【新宿・代々木・早稲田】初詣の帰りに寄りたい映画館
気持ちよく新年を迎える! あなたの大掃除ポイントは? #深層心理
正月太り解消。年末年始に行けるワークアウトスポット
今夜は2016年最後の新月。来年のあなたのブレイク運がわかる #深層心理
媚びない系の台頭。もうキラキラはメインストリームじゃない
青の洞窟でカウントダウン。スペシャルな一年が始まる気しかしない

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
グリッティの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。