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親世代だけじゃない、ゆとり世代にも根強い「新築一戸建て」志向

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住宅メーカー8社が合同で運営するサイト「イエノミカタ」と総合情報サイト「All About」が、ゆとり世代とその親世代に住宅観について調査を行った。その結果、親世代はもちろんだが、ゆとり世代も新築一戸建て志向が強いことが分かった。詳しく見ていこう。【今週の住活トピック】

「ゆとり世代の住宅観に関する調査」を発表/イエノミカタ、オールアバウト

「自分好みの空間」か「新築一戸建てへの憧れ」か?

ゆとり世代とは、いわゆる「ゆとり教育」を受けた世代のこと。受験の過熱や詰め込み教育の弊害から、ゆとり教育として学ぶ内容の量や時間を減らし、自主性を重んじる教育制度が行われた。この世代は、「指示待ち」「打たれ弱い」という特徴があると指摘されるが、堅実でプライベートを重視するともいわれている。

この調査では、ゆとり世代を25~29歳、その親世代を55~59歳と規定し、住宅購入を検討しているゆとり世代と、10年以上前に住宅を購入した親世代を対象にしている。

家づくりのきっかけを聞いたところ、親世代で一番多い回答は「新築一戸建てへの憧れ」であるのに対し、ゆとり世代で一番多い回答は「自分好みの空間が欲しい」となった。どちらの世代も、これらに「結婚」と「将来的な資産」を加えた同じ4項目が上位項目となったが、親世代が新築一戸建てへの憧れが特に強いという傾向がうかがえる。

一方、ゆとり世代は「出産」や「老後に向けての準備」「金利動向」などを含む多くの項目が、親世代より高く、家そのものへのこだわりだけでなく、さまざまな要因を受けていることがうかがえる。【画像1】家づくりのきっかけ(複数回答)(出典/イエノミカタ、オールアバウト「ゆとり世代の住宅観に関する調査」)

【画像1】家づくりのきっかけ(複数回答)(出典/イエノミカタ、オールアバウト「ゆとり世代の住宅観に関する調査」)

希望の住居形態を「新築一戸建て」「新築マンション」「中古一戸建て」「中古マンション」別に複数回答で聞くと、ゆとり世代でも「新築一戸建て」が最多の68.0%となり、新築一戸建て志向が強いことが分かる。ちなみに、次いで「新築マンション」が48.9%、「中古一戸建て」(28.2%)、「中古マンション」(23.6%)の順だった。

価格や間取りに加え、基本性能やデザイン性も重視するゆとり世代

「家づくりをする上での重視ポイント」についても、ゆとり世代と親世代では違いが見られる。

親世代が「間取り」(66.8%)と「価格」(58.7%)に対する重視度が高いのに対し、ゆとり世代も同じ項目を重視するものの、「耐震性」や「耐久性」などの住宅の性能や「内装・インテリア」、「外観デザイン」などのデザイン性も重視する傾向が強いことがうかがえる。

特に、「内装・インテリア」、「防犯・セキュリティ」、「省エネ」については、親世代の倍以上に重視度が高い点が注目される。【画像2】家づくりをする上での重視ポイント(複数回答)(出典/イエノミカタ、オールアバウト「ゆとり世代の住宅観に関する調査」)

【画像2】家づくりをする上での重視ポイント(複数回答)(出典/イエノミカタ、オールアバウト「ゆとり世代の住宅観に関する調査」)

インテリアへのこだわりについては「こだわっている」(「とてもこだわっている」+「まあまあこだわっている」)という回答が、親世代が63.4%(11.9%+51.5%)であるのに対し、ゆとり世代は86.4%(23.6%+62.8%)と9割近くにこだわりがあることが分かる。

では、どんなインテリアにこだわりがあるのかを聞くと、意外にも「照明器具」が67.2%と最多で、2位の「ソファ」(64.1%)、3位の「ダイニングテーブル」(51.6%)よりも多かった。存在感の強いソファやダイニングテーブルを押さえて、インテリアセンスが求められる照明器具に最もこだわりがあるというのは、興味深い結果だ。

親世代にとっては、家は家庭の象徴であり、資産の中心であるという旧来型の住宅観が根強いのに対し、ゆとり世代は家そのものより、自分らしい空間、家族と快適に過ごす空間への重視度が高いこと、間取りや日当たりだけでなく、耐震性や省エネ、防犯性などの住宅の基本性能に対する意識も高いことなどから、住宅観が変わりつつあることが分かる。

また、IT技術に長けているゆとり世代は、情報収集や情報の選択を得意とするため、インテリアなどのデザイン性に対する上級者向けの情報も読みこなしていると言えるのかもしれない。
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