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主婦ブロガーが「今日はカレーでいい」という言葉にムッとする理由

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主婦ブロガーが「今日はカレーでいい」という言葉にムッとする理由

家にある材料で簡単に作れるおしゃれ料理が人気のレシピブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」は、レシピだけでなく関西弁ノリの軽妙なエッセイで、料理をしない人でもひき込まれる人気ブログです。

今や月間800万アクセスというモンスターブログとなった『syunkon』ですが、このブログを運営する山本ゆりさんは、数多くのレシピ集を手掛けてきた料理コラムニスト。でも、ブログを始めた当時は、何の資格もない一人の料理好きだったようです。

そんな彼女はなぜブログをはじめ、料理を仕事にするに至ったのか、ご本人にお話をうかがいました。その前編をお届けします。

――『syunkon日記 スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件』(扶桑社刊)は、山本さんのブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」に加筆、修正、書き下ろしを加えて書籍化したものです。ブログの方はかなり長く続いていますが、始めたきっかけはどんなことだったのでしょうか。

山本:学生時代の就職活動がきっかけだったかもしれません。就職活動するにあたって、将来何がしたいのか考えた時に、元々料理が好きだったのがあって「いつか、読みものとしても楽しめるような、ゆるい料理本を作ってみたい」と思ったんです。

それまでも、料理本がとにかく大好きでよく読んでいたんですけど、材料がちょっと難しかったり、きっちりした本が多い印象で。だから、ちょっと遊びの要素が入ったものを自分で作れたらと思ったんですけど、ただ料理が好きなだけで、資格も何も持っていなかったんです。

そんな自分がどうしたら本を出せるんかな、と考えている時に、「レシピブログ」というものがあって、色々な方のレシピブログが本になっているのを知って、これをやればいつかは自分の本が出せるかも、と思って始めたのが最初ですね。

――まさに目論見通りになりました。

山本:最初から本を作るという目標があったので、ブログに乗せる料理も普段の食事とは別に、「ブログ用の料理」を作っていました。

そういう目標がなく、ただ毎日の料理をブログに乗せるだけだったらここまで続かなかった気がします。

――今も、ブログの料理と食卓に出す料理は違うんですか?

山本:もちろん、ブログに載せた料理をそのまま食卓に出すこともあるんですけど、ほぼ違います。夫がワンプレートが苦手だったり、そもそもあんな綺麗に盛りつけをしてなくて(笑)あと家だと同じものを何回も出すことがあるじゃないですか、3日連続カレーとか(笑)。それはブログには載せられないので、そういうときはブログ用に別の料理を作っています。

――カレーと言えば『「今日カレーでいいよ」が腑に落ちない』という章は大いに共感しました。

山本:ありがとうございます。カレーって、手抜き料理の代表みたいに言われるけど、個人的には「違う!」と思っていて。根菜を使う時点で煮込むのに時間がかかるし、野菜の皮をむく手間もあるやないかと(笑)

「今日カレーでいいよ」には「楽していいよ」のニュアンスがありますけど、思っているほど楽じゃない(笑)。もっと「宜しくお願いします!」ぐらいの勢いできてほしいです。

――「手抜き料理のイメージがついているものの、実は面倒な料理」は他にもありますか?

山本:「オムライス」はそういうところがありますよね。手軽に作れるイメージがありますけど、ご飯を炒めるし、卵は別に炒めないといけないし、具材を刻むのは大変だし、「今夜はオムライスで手抜き」みたいないい方は腑に落ちないところがあります(笑)。

――鍋料理なども手軽そうですが、結構面倒くさいです。

山本:わかります!作るのは手軽ですけど、準備、買い出し、片付けが大変ですよね。お鍋やコンロを出さないといけませんし、終わった後の洗い物も多いですし。

――そういうところの苦労は、料理をされる方以外にはなかなか伝わりませんよね。

山本:そうですね。カレーのエントリーをブログで書いた時に、読者の方々がすごく共感してくださって、「そうめんは薬味を用意したりして案外面倒なのに、手抜きをしたと思われる」とか、いろいろ意見をくださいました。

(後編につづく)

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