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32週、お腹に赤ちゃんを宿したまま開腹手術?! 切迫早産の入院中に腸閉塞になった私

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私は31歳、初産婦です。

28週の時にかかりつけの婦人科で切迫早産と言われ、絶対安静と先生に告げられました。

子宮頸管が2センチを切っていたためでした。

石垣島での結婚式も控えており、仕事もしていて産休までまだまだ働ける!という気持ちで、出産まで全てが順調に行くと思い込んでたので、とにかくショックでした。

仕事はどうにかお休みをもらい、子宮頸管が少しでも長くならないか、そして結婚式を挙げられるようにするには安静しかない!と思い、1週間後の検診まではとにかく安静を心がけました。

しかし、結果は変わらず。

かかりつけの病院がNICUがなかったため、少し家から遠い病院へ紹介状を書いてもらい検査を兼ねていったところ、今度は即入院となりました…。

体や気持ちは元気なのに、なぜ私が…という気持ちでいっぱいでした。

張り止めの点滴をすることによって生じる熱っぽさやだるさ、眠れない日が続きました。

入院1週間は、夜中毎日泣いて、「家に帰りたい」「旦那のことが心配」…。

不安と心細さと身体の気怠さにで、本当に辛かったです。

担当の先生からは、

「34週を過ぎれば、赤ちゃんの肺の発達が成熟するという説明があり、34週を目指して頑張りましょう!一時退院もできますょ!」

という事で、ゴールを目指して泣く日々も落ち着いて、赤ちゃんのために気持ちを持ち直し、32週に差し掛かったある日…。

お昼ご飯を食べた後、胃のあたりがキリキリ痛くなってきて、「冷えたのかな?」と思い少し横になっていました。

ところが、どんどん痛みが増してきて、夕方には動けないくらいの痛みで、吐き気も伴い、ナースコールを押してビニール袋を持ってきてもらいました。

何度嘔吐したかわからないぐらい、お昼に食べたものも出ないくらい嘔吐し、個室に移ることになりました。

そこからが更に辛い日々の始まりでした。

25年前、私は虫垂炎から腹膜炎になっており、一度開腹手術をしていた過去があります。

その癒着があり、腸閉塞になっていたのです。

妊娠する前は特に症状は無かったのですが、子宮が大きくなるにつれて、妊婦の腸や胃などの臓器は圧迫されたり、押しやられたりします。

そのため癒着した部分が腸を締め付け、妊娠によって腸閉塞となったようです。

お腹が大きい中、低めの放射線量でCTとレントゲン。

鼻から腸閉塞を起こしている場所まで届くかどうかわからないけれど、詰まっているものを少しでも出せるようにと、イレウス管という管を入れました。

もちろん絶食。

そして一番怖かったのが、赤ちゃんをお腹に残したまま、開腹手術を行い、腸閉塞の手術をするというものでした。

「そんなこと出来るの?!」「赤ちゃんに何かあったら!!」と、本当に怖かったです。 関連記事:赤ちゃんだけは守って! 妊婦中期で突然の腹痛、原因がわからず緊急開腹手術に

先生の話では…

・子宮が腸を隠してて、見えない場合、赤ちゃんを先に出す可能性はある。

・癒着部分を解除してすぐ終わる場合と、腸が動いていなくて腐ってしまっている場合も考えられる。

その時はダメになっている部分を切って腸と腸をつなぐ手術になる。

大まかにはこんな説明だったと思います。

まだ32週だったのでなるべく赤ちゃんはお腹に残してあげたい。という気持ちは私も先生達も同じでした。

ただ、赤ちゃんがお腹にいる状態で開腹手術をするリスクはある事は説明されました。

不安でいっぱいで、泣きながら手術に向かいました。

手術は思ったより早く済み、赤ちゃんはお腹に残したまま、腸の手術が終わりました。

何よりも無事終わった事と、手術室から出た時、旦那と親の顔を見た時に自然と涙が出てきました。

辛かったけど、「赤ちゃんをとりあえず守れた」という気持ちでいっぱいで、麻酔で朦朧とする中、涙が止まりませんでした。

術後はもちろん絶食の為、体重は、妊娠前の体重+赤ちゃんの重さのみになり、筋力も無くなりました。

でも赤ちゃんお腹の中でしっかりと大きくなっており、頑張ってます。

今になって思うことは、きっと、赤ちゃんは全てお見通しだったのかな。と感じます。

・切迫早産になった事

・石垣島の結婚式をキャンセルした事(離島では対応できない可能性がある)

・大きい病院を紹介してもらった事

・入院する事

この子は、お腹の中から「ママ、ママは入院しなきゃダメだよ!」って一生懸命教えてくれていたのかもしれません。

私にとって奇跡の連続としか思えません!

本当に我が子に感謝です。 関連記事:赤ちゃんが帝王切開にしてくれた?! 持病を抱えたまま挑んだ妊娠と出産

著者:たゆ

1児の母です!みなさんのお話も聞けたら、と思っております。

よろしくお願いします。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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