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ジャニーズ事務所を辞めたタレントはどうなる!?SMAP退社を想定したリスクを考察

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SMAP解散のリミットが近づいてきました。そして、ジャニーズタレントとしてのリミットも近づいていると囁かれています。

ジャニーズ事務所との契約は2017年9月までですが、木村拓哉さん以外は退社し、他事務所へ移籍するとか、新事務所を立ち上げるとか、育ての親とも言うべき某女性スタッフの元へ行くとか、と憶測が飛び交っています。

 

天下のジャニーズを去る時…


ジャニーズ「辞めるとこうなる」大追跡 FLASH(フラッシュ)
Fujisan.co.jpより


週刊女性
2016-12-20 発売号
Fujisan.co.jpより

芸能界におけるジャニーズ事務所の力は絶大。怒らせた場合は全てのマスメディアに圧力をかけられ、二度と人前に出られなくなるとも言われます。おっかねぇです。そこで、気が早いかもしれませんがジャニーズ事務所を辞めたらどうなる!? ということを考察してみました。

 

はじめに、ジャニーズタレントが事務所を辞めるのは、ざっとこんなパターンでしょうか。デビューできずに去っていくジュニアは論外とします。

 

1・人気者になり事務所の反対を押し切って辞める

例)田原俊彦
1995年、事務所と揉めて退社し個人事務所を設立。ジャニーズの後輩との共演ができなくなり、また「自分はビッグ」などと会見で言ったことからメディアに総スカンを喰らい、18年ほどテレビから姿を消す。ただし、その間コンサートやディナーショーで一定収入はあったらしい。
2・人気者になったが違う夢を追いかけるために辞める
例)元SMAPの森且行(オートレーサー)、元KAT-TUN赤西仁(理由は不明)、NEWS森内貴寛(学業専念)
3・人気のピークが過ぎ(グループ解散)、仕事が減ったので辞める
※多数いますが、大半は事務所の体制に不満を持っていた人が多いとされる。ただし、契約満了からの退社は、トラブルはないと思われる
番外・解雇・契約解除
元KAT-TUN田中聖

 

昔は解散・ピークが過ぎてから

円満なようで難しいのは「3」でしょうか。昔のジャニーズは、言い方は悪いけれど”ピークが過ぎたらさようなら”という印象でした。かつての人気者の大半は退社しています。例えば、シブがき隊、光GENJI、などはピークを過ぎていつの間にか解散していたという印象。

 

シブがき隊は1982~1988年まで6年の活動で解散。

本木雅弘さん、布川敏和さんは、解散後すぐに退社。薬丸裕英さんも1年後に退社しています。3人とも特にトラブルなく円満退社だったようです。退社直後、本木さんは映画など俳優として露出がありましたが、薬丸さん、布川さんはメディアであまり見かけませんでした。ただし、今は皆活躍されています。

 

一方、光GENJIは1987~1995年まで8年の活動で解散。
諸星和己さんはすぐに退社し個人事務所を創るなど、メンバーは相次いで事務所を去り、現在居続けているのは内海光司、佐藤アツヒロさんのみ。正直、皆さん光GENJI時代が華やかすぎてその後の活動は地味です。

 

元々ジャニーズ事務所のタレントは月給制でしかも至極安かったそうです。完全に縦社会で先輩より多く給料が貰えなかったと聞きました。分刻みのスケジュールで働いて「ギャラこんだけ!?」と思うと、特に若い頃は事務所に不満タラタラでしょう。

 

でも、事務所側をフォローするなら、ジャニーズとて一般的な会社と同じです。売れようが売れまいが月給なら最初は安いのも当然でしょう。若い時分に大金を手にするのは将来的にいかがなものか? と事務所は親心として考える部分もあるでしょう。
でも年齢を重ねれば出世ですから、いいお給料をもらえたはずです。(退社する際は活躍に見合った高額の退職金が受け取れるとか?)。ジャニーズで一躍スターダムにのし上がって退社し、ピンで長く芸能活動を続けているのは、元シブがき隊の3人くらいではないでしょうか。

 

タレントの権利を勝ち取った救世主?

この先輩方の不遇を改善させたのは木村拓哉さんだと言われています。1996年頃、木村拓哉さんの独立騒動が起こりました。理由を単純にいうと何年頑張っても仕事と賃金の割が合わない、“このままじゃやってらんねぇ”ってキレたんでしょうね。
定かではありませんが、これをきっかけにジャニーズ事務所でもタレントの歩合制が導入されたとか?(これが最初だとすると凄く遅い)

 

売れっ子のまま退社は例がない?

待遇の改善がきっかけかはわかりませんが、その後、解散するグループがほぼなくなります。ベテランでいうと少年隊は解散せず3人とも事務所所属のままです。加えてSMAPがバラエティ路線の道を切り開いたおかげで、後輩もそれに習い、芸能寿命が伸びたといえます。TOKIO、V6、KinKi Kids、嵐など、息の長いグループばかりで、よほどの理由がない限り事務所を辞めることがなくなりました。

 

決して円満じゃない

SMAPが契約満了後に退社するとしても、すったもんだがあってなので、パターンで言うと「1」と「3」の中間でしょうか。

トップタレントのままで退社しタレント業を続けるのは、おそらく例がありません。契約満了に伴い更新するかどうかは個人の自由です。とはいえ、決して円満ではなさそうなので、例えば、CDやDVDといった物販に関する権利や、あらゆる肖像権など、去る者に不利な判断が出るでしょう(そもそもの契約・解除・解約などの規約に明記されていると思います)。

約30年、ジャニーズの屋台骨を支えた功労者であったとしても利権に関してはシビアでしょう。

 

大きなリスク

問題は仕事が滞りなくできるか? です。あくまでも予測ですが、業界に正式にこんなお達しが出るか、あるいは暗黙のルールができるのではないでしょうか? それは・・・

 

「ジャニーズとの番組共演NG」

 

仮に、中居さんが退社したとしましょう。多くのレギュラー番組を抱えMCとして活躍する中居さん、仕事がなくなることはないでしょう。ジャニーズタレントとの共演がNGになると、どんなことになるのか?

例えば、クイズコーナーでジャニーズをネタに扱うことすらNGになるかもしれません。そう考えると様々な縛りで番組作りが窮屈に。

 

制作サイドは“中居さんを取るかジャニーズを取るか”という選択が出てきます。今まではMCに中居さん、パネラーに若いジャニーズタレントという図式が成立しましたが、それが不可能となると、例えば特番や新番組を立ち上げる際、「MCは中居さんが上手なんだけど、嵐の◯◯さんとか、関ジャニの◯◯さんとかで勝負しようか?」という流れにもなるでしょう。

 

こんなリスクが伴うわけです。

 

俳優業を本線にしそうな、稲垣さんや草彅さんも同様で、ドラマでジャニーズとの共演はまずないでしょう。映画などへハンドルを切るなど、かなり思い切った方向性を考える必要があるかもしれません。

 

香取さんは、今はバラエティの番組の出演が多いのですが、後輩のジャニーズと絡んでいるところをあまり見かけません。中居さんのように一人で番組MCをするタイプではないので、他にどんなリスクがあるかはちょっと読めません。休業とか、米国へ渡って画家になるという報道も出ましたが、まぁ誤報でしょう。

 

5人の契約満了は来年9月。このような考察は早いと思われそうですが、仕事によっては一年先から動くものだってあります。何の補償もない芸能界、先行きの計画なしに退社はありえませんから、秘密裏にすすめているでしょう。

 

天下のジャニーズが生んだ天下のSMAPです。


THE SMAP MAGAZINE 2010年08月25日発売号
Fujisan.co.jpより

どんなリスクが待ち構えていたとしても、きっと打ち破って見せるでしょう。逆に考えれば、新しいことにチャレンジできるチャンスです。個人的には、芸能界にテレビ番組にどんな変化が起きるのかけっこう楽しみにしています。もちろんいい意味で、です。

 

< 取材・文 / 放送作家 石原ヒサトシ >

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