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収入ゼロの一年目から年収1000万円へ!フリーランスエンジニアの賢い稼ぎ方

大和氏の営業活動をアシストするエージェント企業ギークスと共同開催

フリーランスエンジニアの大和賢一郎氏は、2016年11月26日に技術評論社から著書『エンジニアがフリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方』を出版。この本は、大和氏の過去4年にわたるフリーランスの実体験から得たノウハウを紹介したものだ。

今回のイベントは、大和氏の営業活動をアシストするエージェント企業であるギークスが共同で開催。一部では大和氏による講演、二部では大和氏と担当のキャリアカウンセラー増田とのパネルディスカッションで構成され、本では語りきれなかった部分も含めて、フリーランスのリアルに迫った内容を聴くことができた。

会場となったのは、ギークスの社内イベントペース「21cafe(ニイイチカフェ)」。21cafeは『ITクリエイターの無料イベントスペース』と謳い、平日の夜間、技術コミュニティを対象にイベント会場の貸し出しを行っている。

大和氏の講演テーマは『俺流のフリーランス戦略』。クラウドソーシングやエージェントの活用などあらゆる方法で案件を受注してきた経験を踏まえ、大和氏が今安定して収入を得ているコツを伝授してくれた。その講演内容をダイジェストにお伝えしたい。

大手企業でも安定とは限らない。大手メーカーからフリーランス転向

私は、もともとフリーランスという働き方に興味があったんです。私が就職をした頃には、既に終身雇用や年功序列といった昔ながらの日本の雇用の仕組みは崩壊したという風潮があり、さらに2000年というのはITバブルで独立・企業ブームが起きていました。そうした世の中の流れを背景に、私もひとつの企業でキャリアを終えるのではなく、一度は外に出てみたいと思っていました。

そうした想いがありながら、実際に行動を起こしたきっかけは、会社が不況に追い込まれてしまったことです。当時所属していた事業部がある日突然事業撤退してしまいました。そこで退職を考え、「フリーランス」としての独立を決意しました。

大和賢一郎(ヤマトケンイチロウ)氏
フリーランスのWeb系サーバーサイドエンジニア。正社員として14年、フリーランスとして4年、計18年のエンジニア暦をもつ。大手メーカーへ新卒入社し、14年勤め上げたのち2012年にフリーランスへ転向。独立後は、クラウドソーシングや人脈を活用した営業で案件を獲得しようと自宅で孤軍奮闘していたが、限界を感じ、エージェントを活用する方針へ転換。複数のエージェントを利用した。現在はギークス紹介案件で、某Web系企業のECサイトのサーバーサイド開発に携わる。

最初の1年は無収入。エージェント活用をするまでの苦労

これから正社員を辞めて、独立を考えている人に伝えたいのは「営業は大変だ」ということ。私も最初の一年は、クラウドソーシングや知人経由での営業活動で案件を獲得しようとしていました。

これがなかなか上手くいかない。自分の“ツテ”で営業しても「何かあったらお願いするよ」と社交辞令で終わってしまい、確実に受注することが難しかったです。

価格交渉についても悩みましたね。そもそもクラウドソーシングでは契約金額が低いものも多く、個人で営業していると値切られてしまうこともありました。あとは、孤独感。会社を辞めてフリーランスになれば、当然ひとりです。一日自宅のパソコンの前に座って、誰とも話さずに一日を終えてしまうこともありました。

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