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銀行員が生涯賃金3億円を手放してまでもお笑い芸人になった理由

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今回お話を伺ったのは、お笑いコンビ「無戦RUN」の阿部さん。元銀行員という異色の経歴を持つ阿部さんが、銀行を辞めてまでお笑い芸人になろうとした理由。そこには、幼い頃に親友と交わした「とある美しい約束」があった!?

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元銀行員、現お笑い芸人

元銀行員」であるという阿部さんに、「何故、銀行員だったのにお笑い芸人になったのか?」と尋ねてみた所、実は、最初になろうとしていたのは「お笑い芸人」の方だったという。中学生ぐらいの時から、今の相方と「お笑いをやろう」って話していたという阿部さんは、武田さんとは幼馴染。「高校を卒業したら養成所に行こう」と決めていたそうなのだが、卒業を目前にして相方が結婚してしまった上に、子供が出来てしまいまして「お笑いは出来そうにない」と告げられた。

 

結成前に相方がいなくなる、というやむを得ないがあり、阿部さんは急遽大学に進路を変えることとなった。そして、1回はお笑い芸人になることを諦めて、銀行員になったという。阿部さんの家族は、父親、兄、母親、全員が銀行員という銀行員家族で、メガバンクに勤めている兄と父親とは違い、信用金庫に勤めている阿部さんは、阿部家では「落ちこぼれ」の烙印を押されてしまっているのだとか………

リスクは覚悟の上

多摩信用金庫の銀行員として、立川と八王子を支えていた阿部さん。夢を捨て、丸2年勤め上げた。「銀行員をやってると人の財布も見えるんですけど、それ以上に、自分の財布も見えてくるんです」と語った阿部さん。銀行員の生涯賃金は3億円と言われていて、それを考えた時に、「もっと稼げる職業といったら何かなと」思った所、阿部さんの脳裏に浮かんだのは、芸能界だった。週5日の時間を取られて、自分の人生を3億円で売るんだったら、自分でもっと自由に10億円を稼いでみた方がいいと考えた阿部さん。

 

しかし、一口にお笑い芸人と言っても、まず3億も届かない人が当たり前にいる世界。そのリスクは覚悟の上、でも、「稼げる人もいるかもしれない」という賭けに出て、もう一度お笑いの世界を目指す決意をした。

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奇しくもそれは、ちょうど相方が離婚したタイミングと重なっていた。

やり直すなら今しかない

離婚をして自由な身になった相方と、銀行員を辞めた阿部さん。状況として、お笑い芸人になれる最高のタイミングだった。当時働いていた支店の近くの川の所で、「また元の夢を2人で追ってみようよ」と誘ったのだそう。「今までの人生、失敗もあったかもしれないけど、またここでお笑い芸人目指そうぜ」と。ファイナンシャルプランナーも、日商簿記検定3級も、生命保険損害保険募集の資格も、Excel2010スペシャリストも、英語検定2級も全て捨てて、ただ、あの頃の夢だけを手にしてお笑いの世界に足を踏み入れた「無戦RUN」のふたり。現在は「元銀行員が合コンに行ったらどうなるか」という阿部さんならではのネタを披露している。

 

子供の頃の約束や夢を本当に実現してる人間はごくわずか。親友同士で、芸能界という荒波に乗り出したふたりには、是非とも夢を掴んで頂きたい。

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オモプラッタ

記者:

オモプラッタはポルトガル語で「肩甲骨」という意味。 芸人さんが華麗にはばたくための翼を支える肩甲骨でありたい。 それがオモプラッタの理念です。 オモプラッタ編集部は、プロの芸人さんたちが日々生み出している「オモシロ」のカケラを拾い集め、編集して、独自のコンテンツとして皆様にお届けしていきます。

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