体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

保育園に落ちるって不幸なこと?保活の未来をイクメンが考えてみた

f:id:kensukesuzuki:20160427081627j:plain

こんにちは。ハブチンです。2016年も残すところわずかになりました。今年最後のエントリーは、今年の振り返りの意味も兼ねて、流行語大賞にも選ばれた「保育園落ちた日本死ね」という問題についてイクメン(育児するメンズ)として考えたいと思います。

保育園に落ちそうなのは私たちだ

「保育園落ちた日本死ね」というコラムはご存知でしょうか。ご存知でない方もいらっしゃると思いますので簡単にご説明しますと、保育園に落ちたどこかの育児中の母親とみられる人物が、匿名ブログで嘆きと怒りを綴ったコラムです。夫婦共働きでないと生活していけないにも関わらず、保育園に落ちてしまって働けない。どうしてくれるんだ、日本というメッセージに、多くの母親が「保育園落ちたの私だ」と共感をされて流行語大賞にも選ばれました。

なぜこのテーマを選んだかというと、今まさに私たち家族は保育園に落ちそうだからです。

保育園に入ることができるかどうかは、ご家庭の状況を点数化して、その点数が高い順に入ることができるかどうかが決まります。優先順位が高いのは、何らかの理由で片親の家庭だったり、障害や介護などサポートが必要な方がいる家庭です。あとは夫婦共働きの家庭ですが、在宅勤務の方とそうでない方は点数が異なります。

私は子供が産まれたことをキッカケに独立して、家で育児をしながら働いている”イクメン”ですが、在宅勤務をしている人が家にいると点数が低く保育園に入りづらいのです。良かれと思ってやったことが、裏目に出てしまいました。「お父さんがいるなら、保育園に預けなくて大丈夫ね?」ということなのでしょう。

「いやいや、家で働いているからといって、簡単に両立できる訳ではないぞ」と主張したいのですが、育児の悩みを一人で抱え込んで産後ウツになってしまったママさんの話を聞くと、確かにまずはそちらを優先して預けてほしいという気持ちになります。

なぜそこまで保育園に入ることに必死なのか

f:id:kensukesuzuki:20160720095152j:plain

正直なことを打ち明けると、まだ私に子どもがいなかった会社員時代、仕事より育児の方が楽じゃないかと思ってました。育児といっても、ご飯を食べさせたり、お風呂に入ったり、暮らしの延長線上にあるので、それほど大変とは思っていませんでした。しかしながら実際に育児していると、これほどまでに大変なのかと驚愕しました。

育児の何が大変かというと、ご飯を食べさせたり、お風呂に入れること自体ではないんです。自分の休みたい時に休めないというところにあるのです。仕事は自分のペースで一息つくことができますが、育児はできません。子どもが寝ている時間にしか休めないのは大変です。

最近では「ワンオペ育児」という言葉もあるそうで、牛丼屋などで、一人で全てのオペレーションをこなす「ワンオペレーション」になぞらえた言葉で、なるほど上手いこと言うなと思いました。

保育園に預ける目的のひとつには、ママ(またはパパ)が一息つく時間を確保するためでもあるでしょう。保育園に預けられないママ達は24時間子供に付きっきりで、家事もこなし睡眠も削り、緊張と不安の重圧に押し潰されそうになりながら、小さい子供を必死で守っています。

だから「保育園に落ちたらどうしよう…」認可保育園の申込が終わったこの時期、育休中のママ達は常にこの話題で持ちきりです。今やママ達にとって保活は当たり前。早い方だと妊娠中からいくつもの保育園を見学し、保育園に入園する為に生後間もない我が子を認可外保育園に入園させたり、極端な例だと夫婦別居という形を取って入園に関わる点数を稼ぐ人もいる程です。

なぜ保育園に預けなければならない世の中になったのか

それにしてもなぜ保育園に預けなければならない世の中になったのでしょうか。保育園は先述のように何らかの理由で預けなければならない人たちのインフラとして機能していたはず。

1 2次のページ
リクナビNEXTジャーナルの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。
GetNews girl / GetNews boy

オスカー2018年晴れ着撮影会