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170人のクリエイターと有田の窯元がつくる、熊本天草陶石の磁器展「藍色カップ」

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東京銀座のギャラリー「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」では、1990年より毎年、今をときめくクリエイターとタッグを組んで作品の制作~展示~販売をし、収益金をチャリティーとして寄付する「CREATION Project」を企画しています。今年は12月24日(土)まで「熊本天草陶石の磁器展 藍色カップ」が開催されていると聞き、見学を兼ねてギャラリー担当の小森さんにその物語を伺ってきました。ちなみにこの藍色カップ、2017年2月末まで全種類がポンパレモールで購入できるので(売り切れ御免! 12月26日(月)以降は在庫販売)、興味を持った方はぜひ!

真っ白な磁器に藍色が映えるカップで、熊本の未来を応援

「2016年4月に発生した熊本地震被災地の1日も早い復興を願い、何かできることはないか…と話し合いがスタート。余震も多かったため、熊本にある資源を活かして何かできないかと考えました。そこで注目したのが、天草地方で採掘され、陶磁器の原料となる天草陶石。その歴史は長く、17 世紀頃から、純度が高く濁りがないことを特徴とする高品質な陶石として広く使用されてきました。それを佐賀県有田と長崎県波佐見の窯元と協働して製作する藍色カップにしようと決まりました」(ギャラリー担当:小森福見さん・以下同)。

f:id:ponparemall:20161219113345j:plainその昔、熊本の天草陶石は、有明海を経由して佐賀県塩田町に船で運ばれた

169人のクリエイターが発信する多彩なデザイン

そしてカップのデザインをボランティアで手掛けたのは、第一線で活躍するクリエイターから、新進気鋭のアーティストまで総勢169人! 私もギャラリーで30分以上どれを購入しようかと迷っていました(結局まだ決断できず…)。その中から注目をいくつかご紹介します。

葛西薫作品

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「サン・アド」アートディレクター葛西さん。「どうぞお好きなドリンクを、お好きなミュージックとともに」というメッセージが込められています。

色部義昭作品

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アルファベットの“O”を色々なサンセリフ書体に変換して並べた作品。

高井薫作品f:id:ponparemall:20161219112630j:plain

熊本なので、熊モチーフもちらほら。

町田尚子作品

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とはいえ、猫デザインも多数あり人気!

宇野亞喜良作品

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日本を代表する挿絵画家である宇野さんの作品は、インパクト大!

ちなみにギャラリーのオープニングパーティーでは、くまモンがゲストとして参加したそう。くまモンの生みの親、水野学さんデザインのカップを前に。

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使う用途によってデザインを選んでも楽しい

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藍色カップはすり切り300ml入る、大きめのカップ。お茶を飲むのはもちろん、さまざまな使い方ができそう! (上記は、コスチューム・アーティストひびのこづえさんが熊本県阿蘇の大観峰に自生しているヒゴタイを描いた作品)

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プランターにしてもかわいい!

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おやつを入れても。右のバナナカップはデザイン界の大御所、仲條正義さん、左はアートディレクター/アーティストえぐちりかさんの作品。

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イラストレーター下谷二助さん作のごはんデザインを、しゃもじ入れに! 隣のお寿司は文字でネタを表現した、小杉幸一さんのユニークな作品。

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そばちょこにぴったりな内藤昇さんの作品は、樹齢300年の木目の一部を表現。

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雑貨をちょっとまとめるのにもぴったりです。

ひとつひとつ手作業で作られたカップに、職人の魂が宿る

多彩なデザインもさることながら、伝統技術を集結させた製作プロセスを知ると、さらに愛着がわきます。「このカップが石からできているとは想像しませんよね。原料のことや、伝統技術を受け継ぐ有田・波佐見の窯元がひとつずつ手作業をしているプロセスを知ってもらいたいという想いを、宣伝美術を担当したグラフィックデザイナーの大原大次郎さんとともに、佐賀のフォトグラファー藤本幸一郎にも協力していただき、ギャラリーでの展示やウェブサイトに込めました」。

【藍色カップが出来上がるまで】

(1)陶土づくり

熊本県で採掘された天草陶石を3〜5cmに砕いたあと、杵と臼で粉末状にし、水を加えて撹拌。水にとけた粉を沈殿させ粘土(陶土)にする。

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(2)生地づくり

カップの外形の型に陶土を入れ、内形の型値で上から圧をかけて成形し、丸一日自然乾燥させる。

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(3)窯入れ

900度で素焼きして水分を飛ばしたあと、余分な土のかたまりや粉をはたきおとし、透明な釉薬をかけて1300度で焼く。

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(4)絵付け

絵柄を印刷した転写紙をカップに貼付け、1190度で焼いたらできあがり。

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「ひとつの形を大量に作ることはあっても、約170種類ものデザインを一気に製作するのは窯元にとっても今までにないチャレンジでした。カップの裏にギャラリー名と作家名が印字されているのですが、入れ違いがないように絵付けの窯元や、焼き物の産地商社『キハラ』のみなさんがひとつひとつ照合してくださいました。それぞれの職人魂が1つのカップに込められています」。

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伝統技術に触れつつデザインを日常に取り入れられる、今回の藍色カップ。さらにチャリティーにも参加できるので、ぜひ思う存分迷ってお気に入りを見つけてみてください!

価格:2100円(税込)

※収益金(売上から製作費をひいたもの)は、熊本県の「平成28年熊本地震義援金」(予定)へ寄付いたします。

素材:磁器(電子レンジ、食洗機可) サイズ :φ85mm H80mm 裏印:ギャラリー名と作家名記載

【カップ販売】

2017年2月末まで下記で購入ができます

http://store.ponparemall.com/r-2gallery/

(会期終了後は在庫分のみの販売となりますのでご了承ください)

【展示会】

CREATION Project 2016

170人のクリエイターと有田の窯元がつくる 熊本天草陶石の磁器展 藍色カップ

会期:~2016年12月24日(土)

開館時間:11:00〜19:00(日曜休館、入場無料)

会場:

クリエイションギャラリーG8

東京都中央区銀座 8-4-17 リクルート GINZA8 ビル 1F TEL/03-6835-2260

ガーディアン・ガーデン

東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F TEL/03-5568-8818

特設サイト

http://rcc.recruit.co.jp/creationproject/2016/

http://rcc.recruit.co.jp/

写真提供(一部)/リクルートクリエイティブセンター

取材・文/伊藤律子(京田クリエーション)

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