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12才とは思えない成熟度・完成度の高さ、グレイス・ヴァンダーウォール『パーフェクトリー・インパーフェクト』(EP Review)

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12才とは思えない成熟度・完成度の高さ、グレイス・ヴァンダーウォール『パーフェクトリー・インパーフェクト』(EP Review)

 最新の米ビルボード・アルバム・チャート(2016年12月24日付)で、初登場9位にデビューを果たした、グレイス・ヴァンダーウォールのデビューEP盤、『パーフェクトリー・インパーフェクト』。彼女の歌声が素晴らしすぎると、今全世界で話題を呼んでいる。

 グレイス・ヴァンダーウォールは、今年5月に開催された『アメリカズ・ゴット・タレント』シーズン11で優勝した、若干12才の女の子だ。しかし、その歌声はとても12才とは思えない。目を瞑って聴き入ると、成人女性が歌っているような成熟度・完成度の高さで、同オーディション番組の毒舌審査員としておなじみとなったサイモン・コーウェルも、絶賛せざるを得ない納得の実力だ。

 彼女の魅力は、何といっても「低音」。ボブヘアーの何とも可愛らしいビジュアルとは対照的な、時折みせるハスキーなボーカルが、聴き手を惹きつける。10代のボーカリストでは表現できない包容力、アップダウンや硬軟の扱いを自由にこなすボーカルワークは、素晴らしいの一言。また、小さな体にフィットした、ウクレレで弾き語りをするという個性的なスタイルも、グレイス・ヴァンダーウォールの特徴のひとつ。

 本作『パーフェクトリー・インパーフェクト』は、全5曲のミニ・アルバム(EP盤)で、先行シングル「アイ・ドント・ノウ・マイ・ネーム」は、『アメリカズ・ゴット・タレント』で審査員たちを絶句させた、あのナンバー。リリース前から多くの視聴者にカバーされ、話題となっていた。アルバムは、ウクレレ1本で優しく弾き語りをする「ビューティフル・シング」や、「ライト・ザ・スカイ」など、カントリー調のメロウ・トラックが中心となっている。アップテンポの「ゴシップ・ガール」では、これまでの曲では聴くことができなかった、グレイスの力強い歌声が堪能できる。

 曲のイメージや、目鼻立ちのハッキリした美しい顔など、初期のテイラー・スウィフトを彷彿させる、グレイス・ヴァンダーウォール。審査員や視聴者からも“次期テイラー”の呼び声高く、今後の彼女の活躍には、世界中のリスナーが期待を寄せている。2017年には、フル・アルバムのリリースも期待できるだろう。

Text:本家一成

◎リリース情報
『パーフェクトリー・インパーフェクト』
グレイス・ヴァンダーウォール
2016/12/2 RELEASE
デジタル配信
https://goo.gl/y1QuSL

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