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叱る回数が激減!「ダメ」ではなく「してほしい行動を教える」、発達障害の息子への伝え方 byアマミモヨリ

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走っちゃダメ! そっち行っちゃダメ! 騒いじゃダメ!

息子のヒルマは、何度注意しても言うことをきかない子でした。

1歳を過ぎて歩きが上達すると、右に左に前に後ろに、手当たり次第に突き進んでいきました。手をつなぐのも嫌がって振りほどくので、この子はいつか車にひかれるのではとハラハラしました。

なんとしても、しつけなければ。そんな心意気で「してはダメなこと」をきびしく注意してきましたが、まったくダメ。注意されたそのときは動きが止まるのですが、それはわたしの大声にびっくりして固まっただけ。怒られた理由などはわかっていません。 前回のエピソード:自閉症スペクトラムの息子との生活で学んだ、親子が笑顔でいられる暮らしの工夫 byアマミモヨリ

「ヒルマくんは『ダメ』という意味がわかっていないのかもしれません」

2歳半で通い始めた療育で、先生からそう言われました。

必要なのは「してほしい行動を教える」ことでした。

子どもが騒がしいとき、大人はつい「うるさい」と一喝してしまいます。だからどうすればいいのか、丁寧に教えてくれることはまずないでしょう。うるさいと言われたら静かにする。静かにするということは小さな声で話したり、走り回るのをやめたりすればいいのだけれど、発達障害のヒルマには、その点がとくにわかりにくいようです。

それまでは外出時に走り出したときなど「走っちゃダメ!」と声を荒げていましたが、「ここでは歩きます」と教えるようにしました。

騒がしいときは、その場を静かにできる提案をします。

「座って絵本を読もう」とか、「となりの部屋で遊ぼう」など、周りの迷惑にならない場所に誘ってみたりします。

「○○しなさい」と命令するのではなく、「○○しようね」と肯定的に誘うことで、落ち着いて聞き入れてくれるようになりました。

ダメなことより、してほしい行動を教えることで、叱る回数は激減しました。

そしてそもそも、子どもを叱らなければならないであろう場所に、わざわざ連れて行かないことも、ヒルマの場合は重要なポイントだったと思うのです。 関連記事:周囲になんと言われても、理解されなくても、一番の理解者は私 ~栗原類さん母、泉さんインタビュー(前編)~

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アマミモヨリ

ひとり息子のヒルマ(小2・通常級在籍)と、ぽっこりおなかの夫との3人暮らし。2008年より、ヒルマくんとのあたふたした日々を絵日記で綴るブログ「甘味生活*育児絵日記」を開始。月間64万PVとなるアメブロ公式トップブロガーに。著書『うちの子は育てにくい子~発達障害の息子と私が学んだ大切なこと』(KADOKAWA)

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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