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現役専門学生が2ヶ月に1回も「モロッコ」へ行くその魅力 / 小倉茄菜

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こんにちは、気づけばあと数ヶ月でTABIPPOインターン2年目に突入してしまいます。TABIPPOインターン兼デザイナーのななです。

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学校の出席日数、単位を数えては旅をする日々を送って早1年8ヶ月。それまでは日本から出たこともなく、飛行機にも高校の修学旅行でしか乗ったことがなかった私が、ずっといつか「できたらいいな」と半分叶わない夢と思っていた「旅」を思う存分しているのは、なんだか今思えば不思議です。

つまり「やりたいけど…」って躊躇してることって案外簡単に(何かを手に入れると何かを人は失うっていうけど)できるものかもしれないし、旅に必要なのって英語力じゃなくてきっと勇気と勢いだとTABIPPO1生意気21歳は思っています。そんな私は今年の6〜9月の間にアフリカ大陸の1番上、モロッコに2回も行ってきました。

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今回は私を夢中にして離してくれないモロッコの魅力を紹介したいと思います。

 

青い街と世界最大の砂漠のある国

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よく聞かれる質問として「なぜモロッコに行こうと思ったの?」が上位に上がります。確かに世界一周のルートにモロッコを組む人は多くても、わざわざモロッコだけ行く人ってあまり聞かないかも。私がモロッコへ行こうと思った理由は簡単。

「ただ遠くへ。誰も知らない、何も知らない地へ行ってみたかったから。そしてもう1つ、いつか行ってみたいと思っていた地、サハラ砂漠と全体が青く染まる街シャフシャウエンがモロッコにあったから。」

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今年の春休みに東南アジアを一周してなんとなく、旅のコツを掴んだ私は、英語も伝わらなくて、ただ遠くにもっと感じたことのない刺激を求めて、日本が中心の世界地図から見て一番遠いモロッコを選んだわけです。まさか、こんなにもモロッコが愛おしく思える国になるとはあの時はこれっぽっちも思わなかった。

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そう、旅って毎回想像以上、予想外でしかなくて最高にわくわくするからやめられない。

 

宗教と共に流れる生活

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モロッコにいると毎朝5時過ぎのイスラム教のお祈りのアザーンが街中に大音量で流れ始める。それでいつも目を覚ましては「あ、モロッコにいたのか」と実感する。3日もすると今度は言葉も、街中で1日5回流れるアザーンも気にならなくなっていつの間にかモロッコ人みたいな生活を送る自分がいる。

街中に漂う甘ったるいスパイスの香りも心地よく感じてくる。

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モロッコの人は主にアラビア語とフランス語、地域によってはベルベル語やスペイン語を話す。アラビア語は標準のフスハーと方言のアーンミーヤの2つに大きく分かれていて、モロッコで話されているアラビア語はアーンミーヤの「ダリジャ」という種類のアラビア語。

アラビア語の中の方言みたいというのが1番分かりやすい表現だけど、方言よりももっと違いが大きい。国が違うとアラビア語という大きいくくりは同じでも何を言ってるか分からないことすらあるみたい。

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そんなアラビア語には「Maybe(多分)」に当たる言葉はなくて、みんなそんなタイミングで「インシャアッラー」と口にする。意味は「神がもしそれをあなたに必要だと本当に思えば与えてくれるだろう」とか「神だけが知っている」とかそんなニュアンスだとか。(現地の友達曰く)だからしつこく約束事を迫られた時は「インシャアッラー」と言えば一発。

まず、アジアンフェイスがアラビア語を話してきたことにみんな驚いて爆笑する。それが面白くて私はなるべくアラビア語を話すように心がけて、英語の話せる友達と時間があれば話しながら勉強をした。きっとこういう行動が私の現地の人と仲良くなるコツ。なのかな。私はこの言葉を初めて知った時、絶対日本にはない感覚で驚いた!

 

だって言葉にまでこんなにも宗教が密着していて、みんながどれだけ神を信仰しているかがよく分かる。冷静に考えれば何も信仰しない日本の方が変なのかな?と感じてきたり、思うことは人ぞれぞれでいい。

ただ日本の外に出てみると新しい目で日本のことを見ることができる。どんなに便利で素敵な国か心の底から感じることができる。

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金曜日は街中のお店が閉まる。家ではお母さんが大きなお皿にクスクスを作り始める。イスラム教徒にとって金曜日は大切な日、みんなモスクへ足を運びいつもより念入りにお祈りをする。そして家庭では大きなお皿に乗ったクスクスを囲んでみんなで食べる。家族との時間を大切にする日でもある。

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こんな習慣も日本にはない。宗教も生活も言葉も違う。毎日が発見でいっぱいで、どうしようもないくらい面白い。

 

天の川を初めて見た日

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サハラ砂漠の夜、上空では織姫も彦星もほぼ毎日会えている。そう、信じられないほどはっきりと、そして目が時折チカチカするほどに空に星が敷き詰められていて、逆に知ってる星座が見つけられない。銀河がはっきりと夜空に走っていて、あれが本物の天の川か、とずっと眺めた。

砂漠は見渡す限り砂漠で、なにもない。何も聞こえなくて、ただ砂のひんやりとした温度を感じて自分まで少し切なくなる。太陽が沈み始めると切なさなんて全部忘れてしまうほどに今度は見渡す限りが黄金色に輝く。正確には私たちのいる地球が回っていて、地球の動きを感じる。サハラ砂漠の砂はイメージしていたよりもだいぶ赤茶で、永遠に続く。

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本当に来てみたかった世界最大の砂漠は想像を遥かに超えていた。というよりは、あれは行かないと想像なんてできない。そう言い切れるくらいあの場所に行かないと感じられないことが沢山ある。きっとそんな場所が世界には山ほどある。

 

言葉も海も全部超えて心が通じる感覚

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よく「旅では何語で会話しているの?」と聞かれる。基本的にはいつの間にか身についた旅英語だけど、モロッコで英語はあまり通じない。つまり会話がうまくできない時なんて数え切れないほどある。

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人生って簡単じゃないよって話もしたし、モロッコの選挙の話・将来の夢について何時間も話した。ジェスチャーと表情、伝えたい気持ちがあれば伝えたい事の3割は伝わる。できない会話が見つからないくらい何でも話せる。でも全部伝えたくなったら現地の人が話す言葉を話すしかない。

今私はモロッコが好きすぎて何故だかアラビア語(ダリジャ)を勉強している。旅は本当に人生を良い意味で狂わせる。

 

きっと、きっかけはどこでも良かった

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私は今、モロッコへ行く前の想像なんて遥かに超えるくらい、モロッコに友達が沢山いて、アラビア語も少しだけど話せるようになって、今すぐにでも住みたいくらいにモロッコが大好きな国になりました。でも、たまたまモロッコを選んだだけで、新しい発見をする場所はきっとどこでも良かった。

 

大切なのは行動。思い立って行動してみたら本当に予想外な未来が待っていて、どんどん自分の知らなかったセカイに踏み入れているのを感じる。人生が動いていたり、変化している瞬間ってなかなか感じ取ることができないけど、確かに私はこの数ヶ月で自分の人生が大きく変化していくのを感じています。

だって、モロッコに行ってなかったらアラビア語なんて勉強していないと思う。

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旅をしている間はその時間が現実なのに、旅から帰ってくると夢をみていたような不思議な感覚にいつもとらわれる。私はただの専門学生だから、就活とか未来のこととか、沢山悩むし、全部投げ出したくなる時ばっかりだけど、人生が変化していく感覚をちょっとだけど覚えちゃったから、今自分の人生をもっと変化させたくて仕方ない。

そう思ったらなんだって頑張れる気がしてきて、自分の将来が最高に楽しみに思えてくる。自由が増えるということは、不安も比例して増えていくということ。「わくわくとドキドキ」ってこれだったんだね!

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all phonts by nana ogura

私はずっと好きな事をやり続けたい。不安で押しつぶされそうな時もあるけれど、わくわくしながら沢山のことにチャレンジし続けたい。それが旅でも、違うことでもなんでもいい。「やりたい」と思ったことをしっかり行動に移して、可能性を広げて、光の中にみんなを巻き込んでいける人に私はなりたいです。これが近い将来の目標!(今書きながら決まりました。)

モロッコの良さも、やりたいことを実際にやる面白さも、1人でも多くの人の心に届いていたら嬉しいです。今日はここまで!

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have good one!
Nana.

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