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きもの愛好家の憧れ 木村孝さん(染織研究家)の最新刊にして絶筆となった著書『衣の声 きものの本流を見つめて』

染色の道から、ジャーナリスト、随筆家、染織研究家と幅広く活躍された木村孝さんが去る11月2日に逝去されました。

きもの愛好家の皆さんの中でも憧れていらっしゃる方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

 

今回は木村孝さんがこれまで歩まれてきたご活躍ぶりを「美しいキモノ2016年冬号」より一部ご紹介させていただくと共に、きものひと筋に歩まれてきた木村孝さんが次世代に伝えたい「きものの本流」と暮らしにまつわるエッセイを優れた筆致で綴った最新刊にして絶筆となった著書『衣の声 きものの本流を見つめて』をご紹介いたします。
(この記事は、「美しいキモノ」で知られるハースト婦人画報社さまのご依頼で製作する記事広告コンテンツです)

 

木村孝さんプロフィール

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木村孝(きむらたか):1920年〜2016年。染織研究家、随筆家。京都の染色の家に生まれる。京都新聞文化部の記者を経て、実家の後継者として染色を学ぶ。1954年より染色個展を開催。ニューヨークやロンドン滞在を経て、海外のテキスタイル研究や幅広い視点を生かした執筆、講演などで活躍。2008年、アメリカのスティービー・アワードの女性大賞特別功労賞を受けた。2013年から2015年にはNHK・Eテレ『にっぽんの芸能』にきもの解説者として出演。『木村孝のきものおしゃれ塾』『きもの春秋』(ともにハースト婦人画報社刊)、『きものが語る 日本の雅』(ハルメク)など著書多数。

染色作家としての木村孝さん

染織研究家として活躍した木村孝さんの原点は、「色」とともにある暮らしでした。生家は京都の染色に携わる家で、「御誂(おあつらえ)」とよぶ、一点ずつ注文される紋付の色無地を染めていました。小さいときからきれいな色の裂を見て育ち、自然に色彩感覚を磨かれ、その後は模様染めに興味を持ち、ローケツ染の作家としてきものを染めるようになります。

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「美しいキモノ」16集(1959年)に掲載された、木村さんがデザイン・製作した訪問着。誂え染め家に生まれ、作り手としての立場にあった木村さんが小誌に初めて染色家として登場した時の作品(当時の提供は大丸百貨店)です。抽象的な模様をローケツ染で鮮やかに表現しています。斬新な構図は、制作時から半世紀を経た今も新鮮。

 

ファッションリーダーとしての木村孝さん

美しい着こなしに定評のある木村孝さんの装いを紹介します。

 

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会場では木村さんとの写真撮影を楽しみにしているファンも多く注目の的でした。

 

染織研究家としての木村孝さん

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