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現代の音楽に影響を与えた「Pファンク」とは?

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現代の音楽に影響を与えた「Pファンク」とは?
J-WAVEで放送中の番組「American Airlines MUSIC FLIGHT」。(ナビゲーター:サッシャ)。12月10日(土)の“舞台”は、アメリカ・ニュージャージー。1950年代、プレインフィールドという町にいた14歳の少年、ジョージ・クリントンとその仲間たちが始め、ファンク&ソウルを独自に昇華させた「Pファンク」と呼ばれる音楽を紹介しました。

詳しく伺ったのは、HIP HOP・R&B専門サイト「bmr」編集長の、丸屋九兵衛さん。

丸屋さんによると、Pファンクとは、総帥ジョージ・クリントンを中心としたミュージシャン・クルーの集団の名前にして、ジャンル名。「ファンクのサブジャンル。ドラム以外の音はとてつもなく出しゃばっている…ベースなのにピョンピョンいっていたりします(笑)」と特徴について教えてくれました。

Pファンクの中心バンドは「パーラメント」と「ファンカデリック」。この2つのバンド、実はメンバーがほぼ一緒。また、「ブーティーズラバーバンド」というバンドにも、パーラメントとファンカデリックのメンバーがいて、被っているのです。実質一組にまとめられるPファンクのバンドですが、総勢数十名が活動し、少しでも関わった人を含めると3桁にのぼるので「集団&ジャンル」と言わざるをえないそう。

ところで、Pファンクの「P」とは何でしょうか。ジョージ・クリントンによると「pure」の頭文字らしいのですが、60年代の始動期にブームだった「psychedelic(サイケデリック)」や、バンド名である「パーラメント(PARLIAMENT)」の頭文字など諸説あります。

では、そもそもPファンクの魅力とは一体は何でしょうか。丸屋さんは次のように解説します。

「Pファンクは、人類を地球から解き放ってしまった感じ。『宇宙』をテーマにしたパーラメントの曲にはキャラクターがたくさん登場します。スターチャイルドや善良なマッドサイエンティスト、Dr.ファンケンシュタイン、悪者・サーノーズディボイドファンクなど、多くのキャラクターが登場し、彼らを取り巻くストーリーが曲中で展開します。キャラクターとストーリーなどのコンセプトを考えたのは、Pファンクが一番最初ともいわれています」

Pファンクの誕生から40年。現在のポップシーンにもそのエッセンスは息づいています。昨年公開されたヒップホップ黎明期を描いた映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』には、Pファンク作品のレコードが多く登場し、「Gファンク」などさまざまな音楽も派生して誕生しました。

Pファンク本隊も健在です。現代のミュージシャンと組んで新作を制作するなどし、パーラメント名義のアルバムもレコーディング中といわれています。

ちなみに世界的DJジャイルス・ピーターソンが今回、選曲したPファンクは、 ファンカデリック「One Nation Under A Groove」、ジョージ・クリントン「Ain’t That Funkin’ Kinda Hard on You? (Louie Vega Remix)」。Pファンクに触れたことないという方は、ぜひこの機会に聴いてみてください!

そして次週17日は音楽レーベル「モータウン」の黄金期を特集。モータウンサウンドの原則、“KEEP IT SIMPLE&STUPID”に則って、番組も、わかりやすく簡潔に!お送りします♪

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【番組情報】
番組名:「American Airlines MUSIC FLIGHT」
放送日時:毎週土曜 21時−21時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/musicflight/

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