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2度の流産、そして不妊治療を経てやっと授かった命も…。それでも我が子を抱きたくて

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結婚して1年が過ぎ、そろそろ赤ちゃんが欲しいなぁと思った頃に妊娠がわかりました。

「これが胎嚢です。2週間後にまた来てください」

お腹の中に宿る小さな命に幸せを感じながら過ごしていました。

2週間後、心拍確認の日です。

「まだ見えませんね、来週また来てください」

そして1週間後、やはり心拍は確認できませんでした。

お腹の中の小さな命は拍動を打つことなく成長を止めてしまいました。

それから半年後、2度目の妊娠がわかりましたが、その子もまた7週でお空に帰ってしまいました。

それからは1年経っても妊娠することはなく、不妊治療を受けることとなりました。

体外受精を行い、妊娠すれば入院管理と医師から言われました。

幸い初めての体外受精で妊娠することができ、その日から入院することとなりました。 関連記事:2度の流産、でも「妊娠したから不妊ではない」…。勇気を出して検査しわかったこと

週に3回のエコー、その度に祈るような気持ちで画面を見ていました。

6週で初めてピコピコ動く心拍を見た時は涙が溢れました。

「これで大丈夫だ、やっと赤ちゃんに会える」

それから3週間後のエコーの日

「そろそろ退院の話があるかな」

と思いながら診察台に上がりました。

すると画面を見る先生の顔が曇り、血の気が引いたのを今でも鮮明に覚えています。

元気に動いていた赤ちゃんの拍動は止まっていました。

泣き崩れた私は看護師さんに抱えられて病室に戻りました。

主人にも両親にも申し訳ない気持ちと、やるせなさで押しつぶされそうでした。

「私には母親になる資格がないんだ」

泣きながら3度目の手術を受け、泣きながら家に帰りました。

それでもどうしても諦めきれずに、5ヶ月後に凍結していた受精卵を移植しました。

今度も妊娠は成立しました。

入院することが怖くなってしまい、実家で自己注射を打ちながら安静生活を送ることを決めました。

妊娠がわかって1週間後の6週、朝から出血がありました。

「またか…」と思いながら主人の運転する車で病院に行きました。

入院先の病院に着く頃にはズボンが真っ赤に染まるぐらいの出血でした。

「やっぱり今回もダメだな。今度こそ諦めよう」

そう思って診察台に上がりました。

すると出血で真っ白に映る画面の真ん中でピコピコと元気に拍動しているのが見え、涙が止まりませんでした。

(どうか神様、この子をお守りください)

「このまま入院してください」

とその場で言われ、それから2ヶ月間、出血との闘いでした。

退院後もできるだけ安静に過ごしました。 関連記事:二度の流産を経て、いよいよ明日帝王切開で出産します。元気に生まれてきますように…

そして無事に産まれた息子は今5歳です。

やんちゃで言うことを聞かないことも多いですが、あの時神様に守っていただいた大切な息子です。

そして去年お兄ちゃんになりました。

2人の息子は私たち夫婦にとってかけがえのない宝物です。

著者:さっくん

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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